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【「ひろしま給食」県民投票がスタート】料理を考えることも、立派な“勉強”だと思う

こんにちは、完全個別指導塾オールウェイズです。

 

今日は、広島県のちょっと面白い教育ニュースから。

広島県教育委員会が行っている「ひろしま給食」100万食メニューの県民投票が、本日10月9日から始まりました。

今年は小学生・中学生・高校生の各部門9点ずつ、合計27点が県民投票の対象になっています。

投票期間は10月30日まで。今年のテーマは「バランスのよい献立に挑戦!!~地元食材の恵みで育む未来~」で、広島県産の食材を使ったメニューが募集されました。

給食の話なので、一見すると塾のブログとはあまり関係なさそうです。

でもこういうニュースを見ると、私は結構好きなんですよね。

なぜなら、こういう活動には学校の教科だけでは区切れない学びがたくさん入っているからです。

 

「おいしそう」だけでは完成しない

メニューを考えるとなると、まず料理を思いつかなければいけません。

でも、それだけではありません。

広島県産の食材をどう使うかを調べる。栄養バランスを考える。家庭や給食で実際に作れるのかも考える。彩りや盛り付け、料理の名前まで考える。

県民投票で示されているチェックポイントにも、「材料は入手しやすいか」「家庭でも簡単に調理できるか」「アイデアに創意工夫があるか」「栄養バランスはよいか」といった項目があります。

これって、かなりいろいろな力を使っています。

理科や家庭科の知識も使うでしょうし、地元の食材を調べるなら社会にもつながります。

原価や量を考えれば数字も必要になりますし、人に選んでもらう名前を考えるなら言葉の力も必要です。

 

しかも、学校の計算問題のように、「答えは37です」とはなりません。

そこが面白い。

 

正解が一つではない問題を考える

塾では、どうしても正解がある問題を扱う時間が多くなります。

方程式なら答えがあります。

英単語にも正解があります。

漢字にも正しい書き方があります。

 

もちろん、それらは大切です。

基礎学力を身につけるためには、「正しい答えへたどり着く力」は絶対に必要です。

 

でも、大人になって実際に出会う問題って、そんなにきれいなものばかりではありません。

「どの商品を作れば売れる?」

「この企画なら、誰にどう伝える?」

「限られた予算で何を優先する?」

「この人にとって一番いい選択は何だろう?」

正解集が後ろについていない問題の方が、むしろ多い。

今回のメニュー作りも同じだと思います。

おいしいだけでもダメ。

栄養だけ考えてもダメ。

地元食材を入れただけでもダメ。

いろいろな条件を見ながら、自分なりの答えを作っていく必要があります。

こういう学びは、すごく大切だと思っています。

 

「考えたものが誰かに届く」経験も大きい

そしてもう一ついいなと思うのが、自分たちが考えたものを実際に誰かが見て、選ぶということです。

学校の課題って、ともすると、

作る。

先生に提出する。

評価される。

返ってくる。

で終わります。

 

でも今回のように県民投票まで行けば、自分たちが考えたものを学校の外の人も見ます。

もしかしたら実際の学校給食として、多くの子どもたちが食べることになるかもしれない。

自分が考えたものが、自分のノートの中だけで終わらない。

これは結構大きな経験です。

WAYSを作りながら生徒の意見を聞いているときにも、少し似たことを感じています。

「このボタン、使いにくい」という生徒の一言で、本当にアプリが変わる。

すると、「自分が言ったことが実際に変わった」という経験になります。

ただ意見を言うだけではなく、その意見が誰かや何かに影響する。

こういう経験は、学校でももっと増えたら面白いだろうなと思います。

 

勉強は、机の上だけにあるわけではない

当然勉強は大切だと思っています。

英単語も覚えてほしい。

計算もできるようになってほしい。

国語の文章も読めるようになってほしい。

そこは変わりません。

 

でも、「学ぶ」という意味では、それだけではないとも思っています。

料理を考える。

イベントを企画する。

スポーツをする。

アプリを作る。

人前で説明する。

誰かと一緒に何かを完成させる。

そういうところでも、人は結構いろんなことを学びます。

 

むしろ、学校で習った知識が、「あ、こういうときに使うんだ」とつながる瞬間は、こういう活動の中にあるのかもしれません。

広島県の「ひろしま給食」県民投票は10月30日までです。

候補を見るだけでも結構面白いので、ご家庭で、「どれ食べてみたい?」なんて話してみてもいいと思います。

意外と子どもと大人で選ぶものが違うかもしれません(笑)

そんな会話も含めて、学びです。