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中1の夏休みに英語・数学をどこまで戻る?学習ロードマップで「なぜ」を見える化
こんにちは、完全個別指導塾オールウェイズです。
夏休みに入り、中学1年生も学校の宿題や1学期の復習に取り組み始めています。
中学1年生にとって、この夏休みはとても大切な時期です。
中学校の勉強が始まって数か月。
小学校との違いに少しずつ慣れてきた一方で、「英語の語順がよく分からない」「数学の計算で符号を間違える」「授業中は分かったけれど、一人では解けない」といった課題も見え始めます。
夏休みは、こうした小さなつまずきを一度整理できる期間です。
ただし、復習するときに私が大切にしているのは、単に「ここができていないから、前に戻ろう」と伝えることではありません。
なぜ今の勉強が必要なのか。
なぜ前の内容まで戻る必要があるのか。
そこを生徒本人が理解したうえで進めることです。
「前に戻ろう」と言われても、生徒は納得しにくい
たとえば、中学1年生の英語で一般動詞の疑問文がうまく作れない生徒がいたとします。
その生徒に、「語順が分かっていないから、小学校の内容からやり直そう」とだけ伝えても、本人はあまり納得できないかもしれません。
「今は中学生なのに、どうして小学生の内容をするの?」
「学校ではもっと先へ進んでいるのに、遅れてしまわない?」
「自分だけ簡単な問題をやらされている」
そう感じることもあります。
数学でも同じです。
正負の数の計算でつまずいている生徒に、小学校の小数や分数、四則計算へ戻る必要があると伝えても、そのつながりが見えなければ、「今さら、どうしてこの問題をするのか」となってしまいます。
こちらには戻る理由が見えていても、生徒本人には見えていない。
この状態で勉強を進めると、どうしても「先生に言われたからやる勉強」になってしまいます。
数学・英語の学習ロードマップを作りました
そこで先日、オールウェイズでは、数学と英語の学習内容をつなげたロードマップを作成しました。
学年ごとに学ぶ内容を並べるだけではなく、
- 今、何を学んでいるのか
- その前に、どんな知識が必要なのか
- 今の内容が、この先どこにつながるのか
- どの部分でつまずいているのか
- どこまで戻ればよいのか
を、視覚的に確認できるようにしています。
勉強は、学年ごとに完全に分かれているわけではありません。
中学1年生の内容は、小学校までの学習の上に成り立っています。
そして、中学1年生で学んだことは、中学2年生、中学3年生、高校の勉強へとつながっていきます。
ロードマップを使うことで、その流れを生徒本人にも見える形で説明できるようになりました。
数学は「今の単元だけ」を直しても解決しないことがある
中学1年生の数学では、正負の数、文字式、方程式などを学びます。
これらは中学校で初めて出てくるように見えますが、実際には小学校までの計算力が土台になっています。
たとえば、正負の数の計算で間違える原因が、マイナスの考え方だけとは限りません。
- 掛け算や割り算の計算が不安定
- 分数の通分ができない
- 小数の計算で位をそろえられない
- 四則計算の順序が曖昧
- 途中式を書かず、暗算で進めている
といった別の原因が隠れていることがあります。
この状態で正負の数の問題だけを何度も解いても、なかなか安定しません。
方程式も同じです。
方程式を解くためには、
- 正負の数
- 文字式
- 等式の考え方
- 分数や小数の計算
- 四則計算
など、複数の知識が必要です。
どこか一つが抜けていれば、方程式の途中で止まります。
だから、今取り組んでいる単元より前に戻ることがあります。
それは遠回りではありません。
今の問題を本当に解けるようにするために、必要な土台を直しているのです。
英語は、語順の積み重ねが特に重要です
中学1年生の英語では、be動詞、一般動詞、疑問文、否定文、助動詞などを学びます。
英語が苦手になり始めた生徒を見ると、単語だけではなく、語順が曖昧になっていることがよくあります。
たとえば、
- 主語の後に何を置くのか
- be動詞と一般動詞は何が違うのか
- 疑問文では何を前に出すのか
- 否定文ではどこにnotを置くのか
- doやdoesはなぜ必要なのか
が整理できていない状態です。
この状態で新しい文法を追加しても、頭の中で知識がつながりません。
「この問題ではdoを使う」「この文はisを使う」と、問題ごとの暗記になってしまいます。
そのため、必要であれば、文字や音、単語、基本的な語順まで戻ります。
一見すると簡単な内容へ戻っているように見えますが、その先には中学文法、長文読解、高校英語、英作文がつながっています。
最初の語順を曖昧にしたまま進むと、学年が上がるほど修正が難しくなります。
中学1年生の夏休みは、この土台を整えるのにちょうどよい時期です。
ロードマップで「なぜ戻るのか」を一緒に確認する
実際の指導では、こちらが一方的に戻る単元を決めるだけではありません。
ロードマップを生徒と一緒に見ながら、「今はここを勉強している」「この問題を解くためには、この内容が必要」「ここが少し曖昧だから、一度ここへ戻ろう」「ここができれば、次はこの単元へ進める」と説明します。
すると生徒も、「だから分数をもう一度やるんだ」「この語順が、今の疑問文につながっているんだ」「ここまでできれば、学校の内容に戻れるんだ」と、納得しやすくなります。
以前は、前の内容へ戻ることを「自分は遅れている」と受け止める生徒もいました。
しかし、つながりが見えると、戻ることへの抵抗が少なくなります。
どこまで戻り、何を直し、どこへ戻ってくるのかが分かるからです。
「なぜこの勉強をしているか」を分からないまま進めない
私が指導で大切にしていることの一つが、生徒本人が「なぜこの勉強をしているのか」を理解していることです。
先生に言われた問題を、理由も分からず解く。
指定されたページを、とにかく終わらせる。
そのような勉強では、本人が自分で学習を進める力はなかなか育ちません。
もちろん、中には「理由はいいから、とにかく問題を解きたい」という生徒もいます。
それでも最低限、
- 今の課題は何か
- なぜこの教材を使うのか
- 何ができれば次へ進めるのか
は共有するようにしています。
今回ロードマップを作ったことで、この説明が以前よりも分かりやすくなりました。
今は、生徒全員が自分の学習位置と取り組む理由を確認したうえで、勉強を進められるようになっています。
「先生に言われたから」ではなく、「これができるようになるために、今ここを勉強している」と本人が理解している。
この違いは、とても大きいと感じています。
戻ることは、遅れることではありません
成績に伸び悩んでいる生徒ほど、前へ進むことを急ぎます。
学校の授業が進んでいるから、早く追いつかなければならない。
同じ学年の友達が先の内容をしているから、自分も進まなければならない。
その気持ちはよく分かります。
ただ、土台が不安定なまま先へ進むと、分からない内容がさらに増えてしまいます。
結果として、もっと長い時間が必要になります。
一度戻って土台を整えることは、勉強を遅らせることではありません。
この先、自分で進めるようになるための準備です。
オールウェイズが大切にしている「学力再生」は、単に前の学年の問題を解き直すことではありません。
分からなくなった場所を見つけ、必要なところまで戻り、理解し直し、もう一度現在の学習へつなげることです。
中学1年生の夏に確認したい数学
中学1年生の数学では、まず次の内容を確認します。
- 整数・小数・分数の四則計算
- 計算の順序
- 正負の数の意味と計算
- 文字を使った式
- 文字式の計算
- 等式の考え方
- 方程式へつながる基本計算
- 途中式を丁寧に書く習慣
すべてを最初からやり直す必要はありません。
実際に問題を解き、どこで止まるのかを確認して、必要な部分だけ戻ります。
中学1年生の夏に確認したい英語
英語では、次の内容を中心に確認します。
- アルファベットと英語の音
- 基本的な英単語
- 英文の基本的な語順
- 主語と動詞
- be動詞
- 一般動詞
- 肯定文・否定文・疑問文
- 疑問詞を使った文
- 三人称単数現在へつながる考え方
単語を覚えるだけでなく、実際に並べ替えたり、自分で英文を作ったりしながら確認します。
「見れば分かる」ではなく、「何も見ずに作れる」状態を目指します。
前期期末試験の準備も始める
夏休み明けには、前期期末試験が控えている学校もあります。
学校によっては、夏休み前にテスト範囲表が配られているため、夏休み中から本格的に対策を始められます。
特に中学1年生は、これまでの5教科中心のテストから、実技教科を含む9教科の試験になる場合があります。
英語と数学の土台を直すことは大切ですが、それだけで夏休みを終えるわけにはいきません。
- 学校ワークを進める
- 1学期の間違いを解き直す
- 前期期末試験の範囲を確認する
- 実技教科の教科書やプリントを整理する
- 提出物を早めに終わらせる
といった準備も並行して進めます。
学び直しと定期テスト対策を別々に考えるのではなく、ロードマップを見ながら、今のテスト範囲に必要な土台を優先して直していきます。
夏休みを「分かったつもり」の整理期間に
中学1年生の夏休みは、学校の宿題を終わらせるだけの期間ではありません。
中学校の勉強を始めてからの数か月を振り返り、
- 本当に理解できていること
- 分かったつもりになっていたこと
- 前の内容まで戻る必要があること
- これから身につけたいこと
を整理する期間です。
ただ「復習しよう」と言われても、何をすればよいか分からない生徒は多くいます。
だからこそ、学習の流れを見えるようにする。
そして、なぜ今その勉強をするのかを、生徒本人と共有する。
この夏も、一人ひとりの現在地を確認しながら、必要なところまで戻り、その先へつなげていきます。
完全個別指導塾オールウェイズでは、学年だけで学習内容を決めるのではなく、一人ひとりの理解度を確認し、必要に応じて前の学年まで戻って指導しています。
「学校の授業は進んでいるけれど、どこから分からなくなったのか分からない」
「英語や数学を復習させたいが、何から始めればよいか迷っている」
「本人が納得したうえで、学び直しを進めてほしい」
そのようなお悩みがありましたら、現在の学習状況をお聞かせください。
安佐南区の高取北中・安西中・日浦中を中心に、塾長本人による完全個別1対1指導で、学習のつまずきを一緒に整理します。
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