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「今日は何をやる?」が言えないと、勉強は迷子になる。
こんにちは。完全個別指導塾オールウェイズです。
冬期講習が始まって数日が経ちました。
さて、生徒が自習に来た時
生徒によく投げかける質問があります。
「今日は、何をやる日?」
この質問に、
すぐ答えられる子と、
そうでない子が、はっきり分かれます。
勉強がズレ始めるサインは、とてもシンプル
この質問に対して、
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「えっと…とりあえず英語です」
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「ワークを進めます」
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「まだ決めてないです」
こういう答えが返ってきたら、
少し注意が必要です。
やる気がないわけではありません。
ただ、
「今日のゴール」が頭の中で整理されていない状態
になっています。
伸びる子は「量」より「行き先」が決まっている
一方で、伸びていく子の答えは違います。
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「英語の並び替えを落とさない練習をします。」
-
「数学の計算でミスをしないように計算の練習をします。」
-
「社会の資料問題を安定させたいので、資料問題を解きます。」
共通しているのは、
「今日はこれができるようになればOK」
というゴールが決まっていること。
時間やページ数ではなく、
到達点がはっきりしています。
勉強は、遊びの予定を立てる感覚に少し似ている
勉強の計画って、
遊びの予定を立てる感覚に少し似ていると思っています。
最近、高校の修学旅行で初めて行った
ディズニーシーの「シンドバッド」で流れている曲を、
久しぶりに聴く機会がありました。
当時の景色や空気、
「次どこ行く?」と話していた時間まで思い出して、
ちょっと感動してしまって。
あのときも、
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どこに行きたいか
-
何を優先するか
- これは並んででも乗りたい
行き先が決まっていたから、
1日をちゃんと楽しめたんだと思います。
勉強も同じ。「回り方」を決めないと疲れるだけ
勉強も同じです。
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とりあえず机に向かう
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とりあえずワークを開く
-
とりあえず時間が過ぎる
これは、
何も決めずにテーマパークを歩き回っている状態と同じ。
疲れるわりに、
「今日はこれができた」という満足感が残りません。
冬期講習は「回り方」を決められる貴重な期間
冬休みは、
学校の授業が一旦ストップします。
これは実は、
1年の中でもかなり貴重な時間です。
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新しい内容に追われない
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授業進度を気にしなくていい
-
本当に必要な勉強に集中できる
だからこそ冬期講習では、
課題と目標を共有し、
やることをしっかり絞る。
これを大切にしています。
今日の勉強がズレないための、たった1つの確認
勉強を始める前に、
これだけ自分に聞いてみてください。
「今日の勉強が終わったとき、
何ができるようになっていればOK?」
これに答えられれば、
その日の勉強はズレにくくなります。
冬期講習の真ん中は、立て直しのチャンス
もし今、
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なんとなく進めている
-
少し疲れてきた
-
何をやっているか分からなくなってきた
そう感じていたら、
それは悪いことではありません。
気づけた今が、立て直しのタイミングです。
今日の勉強、
どのアトラクションに行く日か。
そこを決めてから、
また一歩進んでいきましょう。
完全個別指導塾オールウェイズでした。



