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【広島県公立高校入試2026】残り2か月で伸びる子の共通点。やる子は“3つだけ”を確実にやっている
こんにちは。完全個別指導塾オールウェイズです。
前回は広島県公立高校入試の仕組みを
“迷子にならないレベル”で説明しました。
今日はその続きです。
残り3か月で伸びる子には、どんな共通点があるのか?
「気合がある」とか「もともと頭がいい」とかだけではありません。
本当に伸びる子は、やっていることが共通しています。
そして後半では、
その“3つ”を数学で例えるとどうなるのか?
ここまで落とし込んで具体化します。
① 伸びる子は「どこで点を取るか」を決めている
伸びない子ほど、
“全部をなんとなく頑張る” 状態になっています。
伸びる子は違います。
「この教科はどこで点を取るか」
「この問題は今は後回しでも良い」
これを決めています。
例えば:数学が苦手な生徒の場合
多くの数学が苦手な生徒は、
難しい問題ばかりに手を出してしまいがちですが、
伸びる子は 順番を理解しているので、まずここを攻めます👇
“大問1の得点を上げる”ことに徹底的にこだわる。
•大問1は 16点分
•2025年度の数学平均点は 19.6点(過去15年で最低)
つまり、数学が苦手でも
大問1だけで平均点の大半まで届く構造になっているのが広島県の特徴です。
大問1で問われるのは
•計算
•データの読み取り
•比例・反比例の基礎
•図形の基本
など
“やれば必ずできる” の問題ばかり集まっています。
だから伸びる子は
「大問1を命がけで安定させる」
→ これを最初に決めている。
というだけです。
難しい問題にいきなり飛び込まない。
まず“取れる点”を最初に固める。
伸びる生徒は、ここが本当にシンプルです。
② 過去問は“量”ではなく“質”で使う
伸びない子は、
とにかく何年分も解こうとします。
伸びる子は違って、
「1年分をしっかり振り返る」
「何を落としたか具体的に言語化する」
「次に同じ問題が出たら絶対に取る」
この“分析の深さ”が伸び率を決めます。
“落とし方を知る → 同じミスをしない”
これだけで点数が安定します。
③ 毎日の“小さな積み上げ”が固定されている
伸びる子は、派手な勉強よりも
毎日続く“小さなルーティン”をつくるのが上手いです。
•英単語20個
•計算10分
•寝る前に今日の復習10分
•塾に来たら音読から始める
毎日の積み上げは一見地味ですが、
試験本番の安定感をつくる“土台”になります。
伸びない子の特徴というと...
•やる日とやらない日の差が激しい
•気分によって勉強量が変わる
•1日の重さにムラがある
この“ムラ”が、2か月後の差になるんです。
■ 今日のまとめ(本気で伸びる子の3つ)
① 取る点を最初に決めている
→ 数学が苦手なら「大問1をまず安定させる」が明確な例
② 過去問を“質”で使う
→ 点を測る道具ではなく、武器を増やす教材
③ 毎日の小さな積み上げが固定している
→ 派手より地味。続く習慣が本番の安定をつくる
この3つは、
才能でも気合でもなく、“仕組み”で誰でもできる勉強のやり方です。
次回(第3回)は、
【各教科で“やってはいけないNG行動”まとめ】
これをやると伸びない…というポイントだけ
ギュッと分かりやすくまとめます。



