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【広島県公立高校入試2026】仕組みをまずやさしく理解しよう。何を頑張れば点につながるのか?
こんにちは。完全個別指導塾オールウェイズです。
12月になり、中3生も保護者の方も
「そろそろ入試が近づいてきたな…」と感じる時期だと思います。
でも実は、
入試の仕組み自体がよく分からないまま不安になるご家庭がとても多いです。
今日は、
広島県の公立高校入試って結局どうなってるの?
そして何に力を入れれば“点”になるの?
ここを、めちゃくちゃ噛み砕いてお話しします。
知っている人は再確認を、知らない人はこれでスッキリ理解してください!
① 広島の入試は「1回受験して判定は2回」
まず、広島の公立入試は
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特色枠(1回目の判定)
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一般枠(2回目の判定)
と、同じ試験で2つの基準を使って判定されます。
②入試で使われる材料は3つ
広島県の公立入試では、使われる材料はざっくり言うとこの3つです。
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学力検査(当日の5教科のテスト)
→ 国・数・英・理・社の5教科、各50点満点で 合計250点満点
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調査書(いわゆる内申点)
→ 9教科・5段階の評定を点数化
→ 中1・中2はそのまま、中3は3倍して計算
→ 1教科あたり最大25点(5+5+15)×9教科=合計225点満点
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自己表現
→ 面談形式で、自分のことや中学校生活のことを話す検査
→ 検査官1人あたり15点満点で、2~3人の範囲内で検査官の人数を定め評価(30点満点に設定されるのが一般的)
ここまでは数字だけ見ると、
「250+225+(自己表現)で合計○点かな?」
と思いたくなりますが、実際にはそのまま足しているわけではありません。
■ 一般枠では「学力:内申:自己表現=6:2:2」の比率で換算
広島県の一次選抜(一般枠)では、
学力検査:調査書:自己表現 = 6:2:2
という比率で総合点を計算するルールが、県の基本方針で決まっています。
高校ごとに傾斜配点(数学だけ2倍、理科だけ2倍など)をかけることはできますが、
「全体として 6:2:2 に落とし込む」という考え方は共通です。
つまり、
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数字上は「250点+225点+自己表現」と並んでいるけれど
-
一般枠の合否判定のときは「学力:内申:自己表現=6:2:2」に組み直されている
というイメージです。
■ 特色枠は学校によって配点が変わる
さらにややこしいのが特色枠です。
特色枠では、
高校ごと・学科ごとに
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「学力・内申・自己表現のどこを重くするか」
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「どの教科に傾斜配点をかけるか」
をある程度自由に決めてよいことになっています。
例:
- 調査書を重くして 2:6:2 のような配点にしている学校
(安古市高校、高陽東高校など)
- そもそも特色枠を設けない高校
(県立広島工業高校、可部高校など)
- 数学や英語の点数だけ2倍にする学校
(国泰寺高校、舟入高校など)
なので、紙の上の点数(250点・225点…)だけを見るとシンプルだけど、
実際の判定はもう少し複雑に“比率”で計算されている、
というのが正確なイメージです。
③ 自己表現は、実は“そこまで差がつかない”
よくある誤解ですが、
「自己表現で差がつくんですよね?」
という相談、めちゃくちゃ多いです。
しかし現実は……
➤ ほとんどの生徒が狭い範囲に収まります。
理由
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評価基準が明確で、極端に低い点はつかない
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そもそも“人物評価の補助”という位置づけ
-
高得点が当たり前の分野だから差がつきづらい
つまり、自己表現は「落とされないための準備」であって、点差をつける武器にはなりづらい分野。
誤解を恐れず言うと、ここで逆転は起きません。
④ 内申は「変わらない」のではなく、“狙えば上がる”もの
ここが、私の現場での実感と強くリンクします。
制度上は、
「中学3年の12月で内申はもうほぼ決まっている」と言われることがあります。
けれど実際には、
あと少しで“4”に届く子
あと少しで“5”に上がりそうな子
こういう生徒は、
学年末テストを大切にしてください。
そしてその1アップが非常に大きいからです。
理由は3つ
【理由①】特色枠で内申が強く評価される学校が多いから
【理由②】横一線の時はその“1”が順位を動かすから
【理由③】評定が上がると、本人の自信が一気につくから
だから私はこう考えています👇
“内申点1アップは貪欲に狙っていい”。
そして“逆転のカギは本番250点”。
その両方を正しく積み上げて合格に近づく。
どちらか片方ではなく、
戦略的に両方を取りにいくのが、合格へのルートです。
⑤ 今日のまとめ(まずはここだけ理解すればOK)
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広島の入試は「1回の受験で判定2回」
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入試の材料は「学力・内申・自己表現」
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自己表現は差がつきにくい=準備は必要だが逆転は起きない
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内申は“もう決まっている”ではなく“まだ伸ばせる”
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特に 3→4、4→5 などの境目の教科がある場合は貪欲に狙う
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最後は 本番250点 が勝負の中心になる
次回は《第2回》として、
【残り3か月で伸びる子の共通点】
やるべきことは3つだけです。
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どこを“取りに行く点”にするのか
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過去問の正しい使い方
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今からの毎日の習慣
次回、もっと噛み砕いて解説します。



