保護者向け・コラム(豆知識)
勉強法
伸びる子は、ノートがうまくない。
こんにちは。完全個別指導塾オールウェイズです。
突然ですが、質問です。
「ノート、きれいに書けていますか?」
色ペンで整っていたり、
教科書みたいにレイアウトされていたり、
見た瞬間に「この子、できそう!」と思ってしまうノート。
でも、実際に成績が伸びていく子のノートは
その真逆のことが多いんです。
伸びる子のノートの共通点
・余白だらけ
・矢印やコメントがいっぱい
・二重線、書き直し多数
・カラフルでない
・急に図が始まる
・落書きみたいに書きなぐる瞬間がある
初めて見ると
「え、読めない…笑」
と思うレベルのこともあります。
でも、それこそ価値あるノートです。
なぜ伸びる子ほどノートが“整っていない”のか
理由はとてもシンプル。
ノートは「理解の記録」だから。
・考えながら書く
・間違えて書き直す
・自分の言葉で補足する
・関連付けて矢印を書く
・気づきがあればどんどんメモする
👉 この「思考の跡」が残っているノートは、必ず伸びます。
反対に、きれいにまとめることが目的になってしまうと
頭はほとんど使っていません。
“作業”になってしまうんです。
「あー、勉強した!」
違います。
作品が完成したんです。
とはいえ、注意点があります。
ここが大事。
「汚いノートなら良い」わけではありません。
ただの殴り書きや、後で見返せないノートは
自己満足で終わってしまいます。
大切なのは、
◎「あとで見返せる汚さ」
◎「思考の通った乱雑さ」
この違いです。
オールウェイズで教えているノートのコツ
ノートは、思考ログ(記録)でいい。
📌 ミスは消さずに二重線(失敗の軌跡は宝)
📌 矢印・図・メモ・余白をどんどん使う
📌 自分の言葉で短くまとめる
📌 気づきは色を変える(後で見返すときのフックになる)
「整える」より「残す」
これが大切。
保護者の方へ
もしお子さんのノートを見て、
「もっときれいに書きなさい」
「なんでこんなに汚いの?」
と思ったら、一瞬だけ立ち止まってほしいです。
汚い=ダメ、ではありません。
汚い=考えた証拠かもしれません。
そこに確実に成長の芽があります。
さいごに
ノートは芸術作品ではありません。
思考の跡であり、努力の痕跡です。
きれいさより内容。
形よりプロセス。
今日も、ぐちゃぐちゃのノートから
次の成長が生まれますように📚
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