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保護者向け・コラム(豆知識)

高校無償化 — “来年4月開始” と首相が明言

 

こんにちは、完全個別指導塾オールウェイズです。

 

昨日の所信表明演説にて高市首相が

 

「高校授業料の実質無償化を来年4月から実施する」

と発言しました。

 

方針自体はすでに共有されていましたが、

“開始時期を具体的な年月で言葉にした” ことは

受験生・保護者・学校現場にとって大きな意味があります。

 

 

 

現場(高校側)ですら判断ができなかった背景

 

 

私立高校の塾対象説明会でもほぼすべての学校で

この話題が取り上げられていました。

 

ただし返ってくる言葉はどこも似ています。

 

「制度設計が見えないため、具体的な対応が決められない」

 

つまり —

「無償化は来ると言われているが、どう実現されるか分からない」

という状態だったわけです。

 

学校側からすると

授業料・奨学金・推薦枠・募集人数にまで影響する話なので

断言できないのは当然と言えます。

 

 

 

中学生・保護者が“今”考えておくべきこと

 

 

無償化によって一番変わるのは 心理的ハードル です。

 

✅ 金銭的不安で私立を選べない…という層が減る
✅「行けるなら私立も選択肢に入れよう」という家庭が増える

 

これは倍率・推薦枠・進路選択の動きそのものに

必ず影響してきます。

 

制度の確定を待たずに進路が進んでいくのが入試です。

「決まってから考える」では遅い — というのが現実です。

 

 

 

新内閣になった今、ここから注視すべき理由

 

 

今回の明言は“スタートラインの合図”に近いものです。

これから数ヶ月の間に以下のような情報が順次固まっていくはずです。

 

  • 特待生枠はどうなるのか

  • 付随する奨学金や支援制度はどう整理されるか

  • 私立高校は募集や推薦基準をどう修正するか

 

 

変わるのは制度だけじゃなく、入試の風向き です。

 

制度が固まってからでは、

受験生は方向転換ができない可能性があります。

だから今のうちから情報を追う価値がある、という話です。

 

 

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進路の迷いや不安は、

「決定事項が出る前」から相談しても構いません。

 

制度が揺れている今こそ、

第三者の視点で整理しておくことが価値になります