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勉強法
「続かない」のは性格ではなく“設計”の問題です。
こんにちは、完全個別指導塾オールウェイズです。
勉強を始めるとき、多くの人は
「よし、今日から本気でやるぞ!」と決めて一気に走り出します。
最初の 1〜2 週間は本当に頑張れる。ここまでは誰でもできます。
問題はその後です。
失速するのは「やる気が足りないから」でも
「自分が弱いから」でもありません。
人間は燃え尽きるようにできている というだけの話です。
行動科学の研究では
“自制心(やる気)は筋肉のように疲労し、使い続ければ減る”
という結果がはっきり出ています。
つまり「続かない」のは想定内。正常反応なのです。
勉強計画は「気合い」ではなく“燃え尽きを前提にした設計”
ここを勘違いすると一生しんどい勉強になります。
勉強計画というのは
「やるべき量を詰め込む表」ではなく、
サボる未来も想定した上で、
それでも途切れないようにする“保険”のシステム
なのです。
たとえば——
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1日3時間ではなく「2時間+休憩30分」などと設計に入れる
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完璧主義ではなく「70点で合格」とあらかじめ決めておく
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“やらない日”をスケジュール上に最初から配置しておく
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勉強再開の合図(ToDo、置きノート、指定席に着いたら再開など)を先に作っておく
これは 「楽をする準備を先にしておく」 と言い換えてもいいです。
継続は努力ではなく設計でつくるもの。
「続ける人」と「続かない人」の差は才能ではなく“仕組みの有無”
続けられる人の共通点はただ一つ。
できない前提で設計している
逆に続かない人には共通点があります。
気持ちを基準に始めている
だから最初は走れるけれど、必ず失速する。
この構造を理解できたら、もう「自分を責める理由」は消えます。
最後に — 勉強は「正しくサボる人」が勝つ
「全部やる」は誰にも無理です。
だからこそ——
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どこを削るか
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どこを保険として残すか
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どんな再開スイッチを仕込むか
これを先に決めた人から安定して伸びていきます。
勉強は根性ではなく“設計”。
今日この瞬間から変えられるのは、性格ではなく仕組みの方です。
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「じゃあウチの子は何から?」
そこが分からない人ほど、一度お話しください。
点数の伸びより先に、
“続く仕組み” を先に整えた子から伸び始めます。



