社会
中学生向け
【時事×公民】高市早苗さんが「首相」に決定
こんにちは、完全個別指導塾オールウェイズです。
先程午後2時ごろ、自民党の高市早苗さんが
国会での “首相指名選挙” で指名され、
日本の新しい「内閣総理大臣(首相)」となることが決まりました。
ここでまず押さえておきたいのが、
“総裁” と “首相” は同じではないということです。
「総裁」と「首相」のちがい(やさしく整理)
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用語 |
何のトップ? |
どう決まる? |
|---|---|---|
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総裁 |
政党(例:自民党)のリーダー |
その政党のメンバーが選ぶ |
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首相 |
国の政治のトップ |
国会議員の投票で選ぶ |
実は私たちが
「総裁=首相」だと勘違いしやすい理由 はとてもシンプルで、
ここ十数年ほとんどの期間で自民党=与党(政権を持っている政党) だったからです。
与党の総裁がそのまま首相になる流れが続いていたため、
“総裁と首相は同じ人” という印象が定着していました。
しかし今回のように、公明党との連立離脱が起きたり、
国会での票の動きが変わったことで
「え?総裁って首相じゃないの?」
と疑問を持った人が増えたのだと思います。
まさに ニュースが「仕組み」を意識させてくれた例 です。
なぜ国民が直接選ばないの?
日本は「議院内閣制(ぎいんないかくせい)」という仕組みだからです。
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私たちは首相を直接選ばない
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私たちが選んだ国会議員が首相を選ぶ
アメリカのように「国民が大統領を直接選ぶ国」とは仕組みが違います。
(この違い自体がそのまま入試で出ることもあります)
今回のニュースは「そのままテスト範囲」
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三権分立(国会・内閣・裁判所)
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政党政治
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議院内閣制と大統領制の違い
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内閣総理大臣の選ばれ方
こうした“仕組みの理解”があるほど
ニュースが「ただの話題」ではなく
そのまま 定期テスト・入試の武器 になります。
ニュースを見るときの視点を一つだけ
「誰が首相になったか」ではなく、
この人が首相になることで
“どんなことが変わる可能性があるか”
ここまで考えられる人は社会で必ず伸びます。
今日のニュースは、学力に直結する素材です。
社会が苦手でも、ニュースが理解できれば一気に得点源になります。
一緒に “わかるニュース” から始めましょう。
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