定期テスト対策
中学生向け
勉強法
テスト勉強のカギは「解き直し」
こんにちは、完全個別指導塾オールウェイズです。
昨日は10月の勉強スケジュールについてお話しました。
今日はそこからもう一歩進めて、テスト勉強に欠かせない「解き直し」についてまとめます。
間違い直し ≠ 解き直し
テスト勉強で「間違えたところを直す」ことは誰でもやります。
しかし、それだけでは 点数は伸びません。
大切なのは「なぜ間違えたのか」を掘り下げて、次に同じ問題や似た問題が出た時に 確実に解ける状態にすることです。
解き直しで意識したい3つのポイント
1. ミスの種類を分ける
・計算ミス(符号・約分・単純な操作)
・知識不足(単語や公式を覚えていなかった)
・理解不足(解法を根本的に間違えている)
この3つに分けることで「何を直すべきか」が明確になります。
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理解不足は、自分ひとりではなかなか修正できません。学校や塾の先生に必ず相談しましょう。
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知識不足のままテストに臨むのが一番危険です。暗記で埋められる部分を放置してしまうと、努力が点数につながりません。
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特に理解不足に不安がある人こそ、テスト勉強を早めに始めることが重要です。
2. 解き直しノートより「○×チェック」
間違えた問題をコピーして貼るよりも効率的なのが、その場で○×チェックを徹底することです。
「×の問題を○にする」ことがテスト勉強の本質なので、次からはそこだけに集中すれば良いのです。
そのためには提出物を活用しましょう。
提出物は“やるだけ”で終わらせるものではなく、間違えた問題を繰り返しやる教材として使うのが大切です。
3. “次に解けるか”を意識する
「今は解けた」で満足してはいけません。
数日後にもう一度解いて、本当に定着しているかをチェックしましょう。
テストは「思い出す作業」の繰り返し
忘れてはいけないのは、テストとは常に“思い出す作業”の積み重ねだということです。
人は誰でもすぐに忘れます。
だから大事なのは「忘れることを前提にして、何度も思い出す勉強をする」こと。
そして、忘れたからといって「暗記が苦手」と落ち込む必要はありません。
むしろ「忘れているな」と気づけたこと自体が大きな収穫です。
その瞬間にもう一度思い出せば、それが強力な記憶の定着につながります。
オールウェイズの工夫:「チャンク化」
オールウェイズでは、情報をそのまま丸暗記させるのではなく、小さく覚えやすい塊に整理する“チャンク化”という方法を指導に取り入れています。
例えば英単語を単語ごとではなく「グループごと」で覚える、歴史の年号を単発でなく「時代」でまとめて覚える、といった工夫です。
こうすることで、生徒が「思い出しやすい形」で記憶を積み重ねられるようになります。
実際の生徒の例
ある中学2年生は、数学の文章題がほぼ解けませんでした。
しかし解き直しを「ただ答えを写す」のではなく、「どこでつまずいたか」を自分の言葉で説明する練習を取り入れました。
さらに数日後に同じ問題をもう一度解くことで「思い出す練習」が積み重なり、次のテストでは20点以上大幅にアップしました。
塾長からひとこと
勉強とは「忘れる→思い出す」を繰り返すプロセスです。
忘れることを恐れるのではなく、それを“チャンス”と捉えてください。
解き直しやチャンク化を通して「思い出す力」を鍛えることこそが、点数アップにつながります。
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