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【提出物は“やるだけ”で終わらせない】高取北中のシラバスから見える現実
こんにちは、完全個別指導塾オールウェイズです。
提出物の重要性は何度もお伝えしていますが、今日はその裏付けとなる 高取北中3年生のシラバス をもとに、評価基準を具体的に見ていきたいと思います。
ぜひ参考にしてくださいね。
提出物と定期テスト以外の評価が占める割合
高取北中3年生のシラバスを見ると、評価の比率は次のようになっています(国語科の例):
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定期テスト:300点
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小テスト・課題テスト:80点
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提出物:145点
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表現活動:105点
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授業観察・学びのあしあとなど:60点
合計で690点のうち、提出物・授業観察・小テスト等の“定期テスト以外”が約半分近くを占める設計 になっています。
👉 出典: 高取北中学校シラバス(広島市教育委員会)
また理科では合計720点中、授業ノート・プリント・観察・実験 といった評価項目が大きな割合を占めています。
さらに副教科(音楽・美術・技術・家庭など)は、定期テスト以上に 授業中の活動・提出物・実技評価が重視 されているのです。
つまり、学校制度上は「提出物・日常の学び」が評価の根幹を支えているわけです。
ご家庭でここまで把握するのは難しい
ご家庭でシラバスを細かく分析して学習計画を立てるのは現実的ではありません。
お仕事や家庭のことで手一杯の中、もしここまで管理されている保護者様がいれば本当に頭が下がります。
塾だからできること
オールウェイズではシラバスの比率や評価基準を踏まえ、具体的に「今やるべきこと」を生徒に示しています。
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「まずは提出物を仕上げる段階」
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「ここから暗記に時間を割こう」
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「基礎問題を優先、発展は後回し」
評価基準を理解しているからこそ、“あなたは今、何をすべきか”を具体的に指示できる のです。
実例:提出物が評定に直結したケース
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中2・数学16点 → 40点
本来なら成績「2」でもおかしくない点数でした。
しかし、この生徒は提出物を丁寧に仕上げていたことが大きく評価され、結果として「3」を取ることができました。
つまり、提出物が 評定そのものを左右した実例 です。
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中3・理科37点 → 62点
提出物・ノートと暗記を徹底。結果、理科の評定が「3」に上がり、私立推薦の基準を突破しました。
本人も「今までで一番暗記した!」と達成感を口にしており、提出物と暗記努力が結果につながった好例です。
点数が悪くても“救われる努力”はある
定期テストで思うような点数が取れなくても、提出物・小テスト・実技テストを一生懸命取り組んでいれば、それが成績を助けてくれる 仕組みになっています。
だからこそ、「提出物はただ出せばいい」ではなく、丁寧に、最後までやり切る姿勢が大切です。
その積み重ねが、最終的な評定に直結するのです。
学校の先生も努力を見ている
学校の先生方も、好んで悪い評価をつけたいわけではありません。
むしろ、しっかり取り組んだことを評価したいと考えてくださっています。
だからこそ「テストの点数だけ」を目標にしてはいけません。
提出物や小テスト、日々の授業で見せる努力が、評定を動かす大きなカギになります。
まとめ
提出物は「やるだけ」では差がつきません。
シラバスが示す通り、定期テスト以外の比重が極めて大きい のが実際の評価の仕組みです。
そして実際に、提出物を丁寧に取り組んだことで「2」から「3」になった生徒もいます。
つまり提出物は、成績を決定づける“最後の一押し”となり得るのです。
オールウェイズでは、提出物を単なる作業ではなく「得点源・評定UPの武器」として最大限に活用する指導を徹底しています。



