塾長のひとりごと
雷だって教材に!?光と音の速さで学ぶ理科の知識
今日の夕方17時ごろ。突然の大雨に加えて、大きな雷が鳴り響きました。
ピカッと光った直後にドーンと地響きのような音。私も生徒も思わずびっくり…。
教室の空気が少し緊張したその瞬間、私は落ち着かせる意味も込めて、雷を題材に小さな理科の話をしました。
稲光と雷鳴の時間差からわかること
「光と音の速さって、全然違うんだよ。」
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光の速さ:1秒で地球を7周半できるほど → 私たちの距離感では一瞬で届く
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音の速さ:1秒で約340m進む(空気中の場合)
だから、稲光はほぼ同時に見えるのに、音は少し遅れて届きます。
この時間差を使うと、雷がどのあたりに落ちたかをざっくり計算できるんです。
実際に計算してみた
雷が光ってから音が聞こえるまでの秒数 × 340m ≒ 雷までの距離。
生徒もすぐに理解してくれて、次の雷では秒数を数え始めました。
「3秒だったから…大体900mくらい先に落ちたんだ!」
教室の中で自然と実験が始まり、理科の知識がリアルに“つながった瞬間”でした。
急な雷も“教材”に
普通なら驚いて終わるところを、教材として取り込める。
生徒にとっては「怖い体験」も「知識の定着」に変わる。
そんな柔軟な対応ができるのは、完全個別だからこそだと改めて感じました。
勉強は机の上だけではなく、身の回りの出来事すべてがヒントになります。
今日の雷も、忘れられない「体感型の理科授業」になったのではないでしょうか。
👉 個別だからこそ、その場で生まれる疑問をすぐに学びにつなげられます。
オールウェイズでは、そんな学びの瞬間を大切にしています。