夏期講習
数学
分数アレルギーを克服することが数学好きへの第一歩
こんにちは、完全個別指導塾オールウェイズです。
今日は夏期講習を通じて、改めて強く感じたことをご紹介します。
それは、数学が苦手な子の多くは、「分数」が出てきた瞬間に手が止まるということです。
整数の計算ならできるのに、分数が入った途端にピタッと止まる。
方程式や一次式の計算でも、分数が混ざるだけで正答率がガクンと下がる。
この「分数アレルギー」は、数学嫌いを生む大きな原因になっていると実感しました。
分数が“壁”になる理由
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分数の計算ルールがあやふやなまま進んでしまう
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小学校での学び残しが、中学になって一気に表面化する
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「分数=めんどくさい」という心理的抵抗
本来、整数も分数も「同じ数字」
計算のルール自体は変わらないのですが、見た目や操作のややこしさで拒否反応が出てしまうのです。
中2生の成長エピソード
今回の夏期講習で、数学が苦手な中学2年生の生徒に小学校の分数の計算からやり直してもらうことを始めました。
最初は分数の問題を見るだけで飛ばしてしまっていた子でしたが、繰り返し分数計算に取り組むうちに「飛ばさず最後まで解ける」ようになりました。
肝心の正答率も、夏期講習前と比べて飛躍的にアップ!
もちろん、まだ細かなミスは残っていますが、それも「直せば点になる」段階に来ています。
これは大きな成長だと感じました。
苦手克服のコツは「分数にとことんこだわる」
数学が苦手なお子さんには、あえて分数に集中する練習をおすすめします。
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足し算・引き算・掛け算・割り算を基礎から徹底
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正負の計算も「整数版」と「分数版」をセットで練習
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方程式はあえて分数問題を中心にトレーニング
「分数=避けたい存在」から「分数=当たり前に解けるもの」へ変わることができれば、数学全体に対する見方も大きく変わります。
まとめ
数学嫌いの正体は「難しい公式」ではなく、意外にも「分数への抵抗感」かもしれません。
分数アレルギーを克服することで、数学はもっと楽しく、取り組みやすい科目に変わります。
オールウェイズでは、夏期講習を通じて子どもたちの“つまずきの本質”を見抜き、丁寧に解消する指導をしています。
「分数になると止まる…」と心当たりのある方は、ぜひ一度ご相談ください。