英語

修飾語はMじゃなく〈〉と()で!意味の違いを見える化する指導

こんにちは、完全個別指導塾オールウェイズです。

 

昨日に続いて英語についてのお話です。

 

英文を読むときに欠かせないのが「修飾語」の理解です。

でも多くの指導法では、修飾語はすべて「M」とひとまとめにされがちです。

 

当塾では、あえて修飾語を二つに分け、形容詞句・節は〈〉、副詞句・節は() で表すようにしています。

こうすることで、生徒が「この修飾語はどこを説明しているのか?」を直感的に理解できるようになるのです。

 

なぜ区別するのか?

 

修飾語を全部「M」でまとめてしまうと、“名詞を修飾しているのか、動詞を修飾しているのか” が分からなくなってしまいます。

けれども、ここを区別することこそが読解のカギです。

 

例えば──

 

  • I saw the boy (in the park).

     → 「私はその少年を公園で見た」=場所を説明する副詞句

  • I saw the boy 〈in the park〉.

     → 「私は公園にいるその少年を見た」=名詞を説明する形容詞句

 

 

同じ”in the park”でも、修飾先が違うだけで意味が大きく変わってしまいます。

 

実際の授業では

 

授業中は、文の骨格(し・じ・も)をまず書き出し、その上で修飾語を〈〉または()でくくります。

生徒は「これは名詞を説明してる?動詞を説明してる?」と考えながら区別するため、英文の解釈ミスが格段に減るんです。

 

保護者の方へ

 

「うちの子は英語が苦手で、文章を読むと混乱してしまう…」という声をよくいただきます。

でも実際は、文の要点(し・じ・も)を押さえ、修飾語の働きを視覚的に整理するだけで、英文の意味はすっと見えてきます。

 

当塾では、この“見える化”の指導を通じて、苦手意識のある子でも少しずつ英文読解に自信を持てるようサポートしています。