英語

中学生でもわかる!「し・じ・も」で英文の骨格をつかむ指導

 

こんにちは、完全個別指導塾オールウェイズです。

 

今日は英語についてです。

 

英語が苦手なお子さんほど、

「文をどう読めばいいのかわからない…」

「なんとなく単語の意味だけ拾って終わってしまう…」

 

そんな悩みを抱えています。

 

当塾では、まず英文を「骨格」でとらえる練習から始めます。

難しい専門用語は使わず、「し=主語」「じ=述語」「も=目的語」と日本語で整理。

これだけで、英文がただの文字列から“意味のある文”へと変わっていくんです。

 

なぜ「し・じ・も」なのか?

 

学校や参考書では SVOC(主語・動詞・目的語・補語)と習うのが一般的です。

でも、英語に苦手意識がある子にとって、いきなりアルファベットの記号を並べられると「それって何?」で止まってしまうことが多いんです。

 

そこで当塾では、まずは国語文法と同じ感覚で整理。

 

  • し(主語)=誰が

  • じ(述語)=どうする

  • も(目的語)=何を

 

 

こう置き換えると、「英語の文って、結局は日本語と同じ“誰が・どうする・何を”なんだ」と理解できます。

 

授業の進め方

 

最初の段階では、特に英語が苦手なお子さんにノートへ「し・じ・も」を実際に書かせます。

頭の中だけで整理するのは難しいからです。

 

例:

I play soccer.

→ し=I(私は)

→ じ=play(する)

→ も=soccer(サッカーを)

 

このように書き出すと、文が一気に“見える化”されて、理解しやすくなります。

 

さらに授業では、ここから直訳の日本語を一緒に作ります。

「私はサッカーをする」

多少ぎこちない日本語でもかまいません。まずは英文と日本語が1対1で対応していることを実感させるのが狙いです。

 

効果と成長のステップ

 

こうして「し・じ・も」で骨格を見抜けるようになると、次の段階で修飾語の扱い(〈形容詞〉と (副詞) の区別)へ進めます。

さらに慣れてきたら、ノートに書かなくても口頭で「し・じ・も」を答えられるようになり、最終的には頭の中で自然に整理できるようになります。

 

つまり、

書く → 言う → 考える

というステップで、誰でも英文を理解できるようになるんです。

 

おわりに

 

「文の骨格をつかむ」ことは、英語の基礎中の基礎。

難しいことをしているわけではありませんが、ここを徹底するだけで「英語が苦手…」と感じていた子が少しずつ自信を持てるようになります。

 

当塾では、この“見える化”の指導を通じて、一人ひとりが「英文は読める!」という感覚をつかめるようにサポートしています。