中学生向け
勉強法
秋に伸びる生徒の特徴と広島県全県模試の活用法
こんにちは、完全個別指導塾オールウェイズです。
来週から、中学3年生は広島県の全県模試を受けます。
夏休みに頑張った成果を期待する気持ち、すごく分かります。
でも...結果がすぐに出ないからといって、焦ったり自信を失ったりしないでほしいんです。
まず、広島県全県模試は、公立高校入試に近い形式で実施され、偏差値・志望校判定・正答率など、客観データが手に入る貴重なテストです。
この模試で秋以降に成果を出すためのポイントをまずおさらいしましょう。
【1】 頑張った成果は、時間をかけてじわじわ表れるもの
模試の判定は「今の実力の目安」ですが、それがすぐに伸びるわけではありません。
重要なのは、この夏に積み上げた努力が2〜3ヶ月後の定期テスト・県内模試で成果となって表れること。
すぐに結果が出なくても、焦らずに自分を信じて次につなげていきましょう。
【2】「秋に伸びる生徒」の共通点
特に偏差値50以下の生徒が秋に伸びるために必要な姿勢には、共通点があります。
-
夏休み中にしっかり基礎を固めること(量より質)
-
結果ではなく「努力の積み重ね」=プロセスに価値を置くこと
-
模試後の復習のやり方が具体的であること
【3】全県模試の「正答率」を活用する方法
全県模試では問題ごとに「正答率」が示されます。
これは広島県で全県模試を受験した生徒がどれくらい正解したかを表す割合です。
偏差値50以下の生徒に特におすすめの復習法:
-
正答率50%以上の問題 → まずここを絶対に落とさない
-
正答率10%以下の問題 → いまは無理に解こうとしない。放置。
-
正答率30〜50%の問題 → 余裕があれば挑戦したいステップアップ用問題
このように“正答しやすい問題”にターゲットを絞ることで、短期間で着実に得点力が上がります。
【4】当塾での模試活用の流れ
当塾では広島県全県模試を次のように活用しています:
-
模試結果返却直後に「個人面談」の実施
-
50%以上の問題のうち、間違えたものを集中的に復習
-
その後の自習や授業で弱点補強・演習へ展開
こうした復習法によって、「他の人が普通に解ける問題を、自分も当たり前に解けるようになる」力が身に付きます。
まとめ
-
夏に努力したことは、秋の自分を支える力になります
-
正答率を活用すれば、偏差値50以下からでも確実にステップアップ可能です
-
模試は「受けるだけ」ではなく、「復習して活かすこと」が本当の使い方です
今こそ、歯を食いしばって駆け抜ける時。2〜3ヵ月後の自分に「よく頑張った」と言えるように、一緒に進んでいきましょう!