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勉強法

お盆休みでも「0の日」を作らない

 

こんにちは、完全個別指導塾オールウェイズです。

昨日から、香川に帰っています。

到着早々うどんを食べ、夜は骨付鳥をビールと共にいただきました。

香川県は骨付鳥も有名なんですよ!ぜひ香川に行った時は食べてみてくださいね。

 

さて、お盆休みは、家族で集まったり、旅行に出かけたりと、普段できない経験をする貴重な機会です。

しかし、この「特別感」が学習習慣を一気に壊してしまうこともあります。

人間の脳は、一定のペースで行っていた習慣が途切れると、再びそのリズムを取り戻すのに倍以上の時間がかかることが分かっています。

 

1日5時間も机に向かう必要はありませんが、「今日はゼロ」という日が続くのは危険です。

わずか10〜15分でもいいので、学習のスイッチを毎日入れておくことが、休み明けの再スタートをスムーズにします。

 

「短くても濃い時間」が習慣を守るカギ

 

勉強は「時間の長さ」より「質」と「継続」が重要です。

たとえば…

 

  • 英単語を10個だけ書き練習

  • 計算ドリルを1ページだけ解く

  • 昨日覚えた社会の用語を5つ復習

 

 

こうした短時間の学習でも、脳は「今日もやった」と記録します。

これはスポーツの基礎練習と同じで、休むと感覚が鈍り、再開時にギクシャクしてしまうのです。

 

旅行中・外出中でもできる学び方

 

お盆休み中は机に座れない日もありますが、工夫次第で学びは続けられます。

 

  • 車や電車の移動時間に英語の音声を聞く

  • 観光地で歴史や地理の話を調べながら歩く

  • 食事の待ち時間に暗算やしりとり計算をする

  • 車のナンバーを足し算してみる

 

などなど。

こういった「ながら学習」は、環境が変わっても学びを止めないための強い味方です。

特に小・中学生にとっては、「勉強=机だけ」という固定観念を崩すチャンスにもなります。

 

「やらない日」の怖さを知る

 

一度「やらない日」を作ると、翌日から「昨日も休んだから今日もいいか」となりやすいんです。

これは脳の「正当化」の性質によるもので、休み癖はあっという間に定着します。

逆に、ほんの数分でも学習を続ければ、「今日もやった」という自己肯定感が積み上がり、やる気も維持しやすくなります。

 

夏期講習後半で差をつけるために

 

お盆休みが終われば、夏休みも後半戦。

休み中も学習を続けた人と、完全に止めてしまった人の差は、数日で明らかになります。

この差は9月の定期テストや模試にも直結し、取り戻すのは想像以上に大変です。

 

今年はぜひ「0の日を作らないお盆休み」にして、休み明けから周りより一歩先を行きましょう。