保護者向け・コラム(豆知識)

「比較」と「押し付け」が子どものやる気を奪う理由

 

こんにちは、完全個別指導塾オールウェイズです。

 

今日から8/15までお休みです!

地元の香川に帰ってうどんを食べようと思います!

 

ですが、毎日のブログ投稿は続けます。

せっかくなので、今日は少し真面目なお話をします。(いつもですが)

 

ついやってしまう「比較」と「押し付け」

 

保護者の方が、無意識にやってしまうのがこれ。

 

  • 「お兄ちゃんはもっとできたのに」

  • 「友達はもうそこまで進んでるよ」

  • 「私の中学時代はもっと頑張ってた」

 

 

こういった言葉は、一見やる気を引き出しそうですが、実は逆効果なんです。

教育心理学の研究でも、モチベーションを下げる要因としてはっきり挙げられています。

 

なぜやる気を削いでしまうのか

 

理由はシンプルです。

比較や押し付けは、「自分の成長」よりも「他人の評価」を優先させてしまいます。

本来、人は自分の成長を実感したときにやる気が高まります。

でも基準が他人になると、その喜びが感じられなくなります。

 

親の経験=正解とは限らない

 

さらに、保護者ご自身の成功体験や失敗談も、必ずしも今のお子さんには当てはまりません。

教育制度も入試も求められる力も、この10〜20年でガラッと変わっています。

「昔はこうだった」よりも、「今の環境でどうするか」を一緒に考えるほうが、ずっと効果的です。

 

比べるなら“昨日の自分”

 

目標や方向性を示すのは大事ですが、その基準は他人ではなく過去の自分に置きましょう。

昨日よりできたこと、成長したことを一緒に見つけてあげる。

それがやる気を育てる近道です。

 

家庭と塾で同じ方向を向く

 

オールウェイズでは、保護者の方にもこういった“声かけの工夫”をお伝えしています。

「比べられるストレス」ではなく「成長できた喜び」を感じられるよう、家庭と塾で同じ方向を向いてサポートしていきます。