夏期講習

勉強法

やる気は“出す”ものじゃない。“整える”もの。

 

こんにちは、完全個別指導塾オールウェイズです。

 

明日8/10(日)から8/15(金)まで、当塾はお盆休みに入ります。

お休み中も、毎日少しでも机に向かう習慣を止めないでほしいと思っています。

 

というのも——夏期講習の授業をしていて改めて感じるのが、やる気は“出す”ものじゃなく、“整える”ものだということです。

 

「やる気スイッチ」は存在しない

 

「やる気が出たらやる」という人ほど、やらないまま1日が終わります。

脳科学的にも、やる気は行動の後に出るもの。

行動 → 達成感 → ドーパミン分泌 → 次の行動、という流れです。

 

つまり、やる気を待つのは「エンジンをかけないまま車を押そうとしている」ようなものです。

 

整えるべきは「環境」と「ハードル」

 

やる気を“整える”ために必要なのは、

 

  1. 勉強する場所を決める

  2. 最初のハードルを低くする

 

 

たとえば、机の上を片付け、教科書と筆記用具だけ置く。

勉強を「30分やる」ではなく、「とりあえず5分だけやる」に設定する。

これで脳は「始めること」に抵抗を感じにくくなります。

 

習慣が最大の“やる気メーカー”

 

5分だけでも、毎日続ければ「やらないと落ち着かない」状態になります。

これは心理学でいう「オペラント条件づけ」に近い効果。

習慣がやる気を生み、やる気が習慣を強化します。

 

お盆休み中にできること

 

  • 朝起きたら机に座る

  • まずは1ページだけやってみる

  • 同じ時間帯に取り組む

 

 

休み明けにスムーズに戻るためにも、環境とハードルを整えて、やる気を“作って”いきましょう。