ブログ
8月6日に学ぶこと、それは「考えること」をやめないこと。
こんにちは。完全個別指導塾オールウェイズです。
広島で塾をやっている者として、
そして、学ぶ場を提供する者として、
8月6日はやはり“特別”です。
昭和20年8月6日、午前8時15分。
広島に原子爆弾が投下されました。
一瞬で何万人もの命が奪われ、
その後も後遺症や差別に苦しむ人が後を絶ちませんでした。
私はこの日、授業をしないと決めているわけではありません。
だけど「忘れてはいけない日」として、
毎年必ずこの話をどこかで伝えるようにしています。
勉強ができる今は、奇跡かもしれない
「なんで勉強しないといけないの?」
「どうせ将来使わんし」
そんな声が出てくることもあります。
でも、それを自由に言えること自体がすごいことなんです。
戦争で学校が焼け、机もノートもなかった時代。
爆心地では、登校中だった子どもたちが一瞬で命を落としました。
今、冷房の効いた部屋で、
先生と一緒に勉強できる環境にいる。
そのありがたさを、今日は少しだけ立ち止まって考えてみてもいいかもしれません。
「考えること」は、誰にも奪えない
過去をなかったことにすることも、
自分で考える力を奪うことも、
誰にもできません。
8月6日は、
「平和って何だろう?」
「命ってなんだろう?」
と“自分の頭で考える”日だと思っています。
それが塾という場であっても、
学ぶこと・考えることを大切にする日にしたいのです。
広島の空が、いつまでも青く穏やかでありますように。
今日も、勉強を通して「未来をつくる」一歩を一緒に進めていきましょう。