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これで乗り切れ!夏から始める英単語暗記法
こんにちは、完全個別指導塾オールウェイズです。
夏休みが始まり、受験生たちは黙々と勉強を進めています。
でも、「英単語、どこまでやった?」と聞くと──
「最初の10ページまでは頑張ったんですけど…」
「それ以降は開いてないかもです…」
そんな声も、よく聞きます。
中学生も英単語を「暗記」する時代に
昔は中学生の英語といえば「基本の英文法と教科書暗記」。
でも今は違います。
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高校入試の長文化・語彙の難化
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中学卒業までに覚えるべき語彙数の増加(1200→1600語以上)
こうした流れの中で、
中学生も「英単語帳を繰り返し覚える」ことが必須になりました。
「完璧主義」が一番の敵
真面目な子に多いのが、「完璧に覚えてから次に進む」やり方。
でも、実はこれ、脳科学的にも非効率です。
人間の脳は、一度に多くの情報を保持できません。
記憶の定着には、「時間をおいて繰り返す」ことが必要。
🧠 忘れて → 思い出して → 定着する
この流れこそ、記憶の王道。
だから、
❌「1日10語を完璧に覚える」ではなく、
✅「1日30語をサラッと見て、あとで何度も復習」が正解です。
英単語帳は「最低3周」回すもの
この回数はあくまでも目安です。
覚えるために必要な周回数は 最低3周は必要です。
これは個人差がありますが、まずこれくらいやらなければ覚えられないでしょう。
そういうわけで3周と言っています。
中学生・高校生を問わず、この原則は変わりません。
1冊をやりきるための「現実的プラン」
周回 |
内容 |
ポイント |
---|---|---|
1周目 |
1日30語ペースで、サッと全体を見る |
「〇=知ってる/×=知らない」を印 |
2周目 |
×の単語だけ復習。反対語や例文も少しずつ |
思い出せたらOKで進む |
3周目 |
全体を見直す。英→日/日→英の両方を練習 |
弱点をあぶり出して定着 |
難しくない!続けられる単語学習のコツ
大事なのは、習慣にできるくらいの“軽さ”で始めること。
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⏱ 1日10〜15分でOK
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🧘♂️ 最初は「見るだけでもOK」
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🗂 ノート不要、チェック印だけでも効果アリ
まずは「机に単語帳を開く」を毎日やるだけでも、脳は変わります。
アプリではなく「1冊を使い倒す」夏にしよう
アプリ学習も便利ですが、
「なんとなく続けてるだけ」では記憶に残りづらいことも。
今こそ、“紙の1冊”を手元に置いて、
「この夏、やりきった」という成功体験を作ってほしいのです。
保護者の方へ
「最初だけ頑張って止まった…」というお子さんも大丈夫。
それは「やる気がない」のではなく、「やり方が合ってないだけ」です。
私たちがサポートしますので、
お気軽にご相談ください。