勉強法
忘れるのは当たり前。だから“いつどうやるか”が大事。
今日は日曜日。
ですが、朝から高取北中の生徒たちが塾に来て、静かに机に向かっています。
今週がテストということで、
「提出物のやり直し」「ワークの解き直し」「暗記の総仕上げ」──
それぞれが“自分のやるべきこと”を自分で決めて、静かに実行している。
なんだか、大人の勉強空間みたいで、ちょっと感動すらしています。
忘れるのは、脳の“仕様”です。
ここで今日のテーマ。
「一回やったのに、また忘れてました…」
「前にできた問題なのに、解けなかった…」
テスト前、そんなことばかりで焦っていませんか?
でも、安心してください。
それは、あなたの記憶力が悪いからではありません。
“人間の脳”がそういう作りになっているだけなんです。
忘却曲線が教えてくれる、復習のベストタイミング
有名な「エビングハウスの忘却曲線」によると──
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1日後には約70%を忘れる
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1週間後には約80%忘れる
でも、もう一度復習することで、次の“忘れにくさ”は格段に上がるんです。
つまり、
「覚える → 忘れる → 思い出す」
このサイクルを“自分で意識して”回せるかが、テスト得点のカギなんです。
効果的な復習って、こうやる!
⏰①「24時間以内にもう一度」
→ 学校や塾で習った内容は、その日のうちに5〜10分だけでも見返すことが大事。
🗓②「3日後にもう一度」
→ 忘れかけた頃にもう一度。脳が「これは大事だ」と認識します。
📒③「テスト直前にもう一度」
→ この“3周目”がテスト得点に直結します。
とくに、理科・社会・英単語・漢字などの暗記系に効果絶大!
日曜の自習室、こんな風に使われています
今日の高取北中生たちのように、
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数日前にやったワークの“間違い直し”を再確認
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理科の暗記を、1枚の紙に要点をまとめて整理
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国語の記述解答を「もう一度自分で作ってみる」練習
ただ“新しいことを詰め込む”だけではなく、
「思い出す」練習に時間を使っている子は、着実に得点力を伸ばしています。
まとめ:復習とは、“記憶を再び掘り出す”作業
一度見ただけで覚えられる人はいません。
でも、「思い出す練習」を重ねていくと、脳は“これは重要”と判断し、記憶を強化します。
これが、ただの暗記と“実力”の違いです。
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