中学生向け
あなたに「完璧」は必要ですか?
こんにちは。完全個別指導塾オールウェイズです。
突然ですが、「全部解けるようにならないといけない」と思っていませんか?
これは、テスト前に生徒からよく出る悩みの一つです。
「難しい問題が解けません」
「応用問題が出たら点が取れないです……」
でも、ちょっと待ってください。
あなたに“難問が解ける力”は今、本当に必要ですか?
平均点に届いていないのに、応用練習してない?
たとえば、中3数学の最初の定期テスト。
出題の大半は次のような基本問題です。
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乗法公式を使った展開
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因数分解の基本パターン
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平方根の計算
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根号の外し方
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有理化(分母に√がある式の処理)
実際、テストの半分以上はこういった問題で構成されていることがほとんど。
つまり、基本さえ完璧にすれば、60〜70点には届くのです。
難しい問題を“あえて”捨てる勇気
ここで多くの子がつまずくのは、「もっと解けないとダメだ」と焦って、
いきなり応用問題に手を出してしまうこと。
でも、平均点にまだ届いていない子が、時間をかけて難問を解くより、確実に基本を固める方が点数につながるのです。
塾での指導でも、あえて応用を“後回し”にすることはよくあります。
テスト前に一番必要なのは「穴をふさぐ」ことなんです。
間違えた問題を“仕分け”しよう
定期テスト対策では、まず
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自分が間違えた問題を3種類に仕分けしてみましょう。
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A:完全に忘れてた(やればできる)
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B:意味は分かったけど、計算でミスした
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C:そもそも内容が分からない
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AとBだけをまず完璧にする。
この作業だけで、次のテストの点数は劇的に変わります。
応用は、それが終わってからでいい。
「完璧主義」は逆効果になることも
「ぜんぶできるようにならないといけない」と思ってしまうと、
苦手な単元でつまずいたときに、モチベーションごと崩れてしまいがち。
でも大事なのは、一歩ずつ確実に「できる」を増やすこと。
完璧じゃなくていい。
むしろ、「70点主義」くらいがちょうどいい子もたくさんいます。
今回のまとめ
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平均点に届いていないなら、まずは基本だけでOK
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応用は「その後」に取り組もう
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「完璧主義」ではなく「得点主義」で進めるべき!
夏までにこの意識改革ができるかどうかが、
受験にもつながる“勝ちグセ”になるかどうかの分かれ道です。
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