塾のお知らせ

【今日は「スポーツの日」】勉強と運動を分けすぎない場所を作りたい

こんにちは、完全個別指導塾オールウェイズです。

今日は10月12日、スポーツの日です。

 

スポーツの日は「スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う」日とされています。

そして今年のスポーツの日は、私にとって例年とは少し違って見えています。

4日前の10月8日、「NPO法人ひろしまスポデミア」の設立認証が下りました。

まだ登記などの手続きが残っているので、現時点で「法人として正式に設立しました」と書く段階ではありません。

 

ただ、いよいよ本格的に動かしていけるところまで来ました。

そのひろしまスポデミアでやりたいことの中心にあるのが、学習とスポーツと居場所を、別々にしすぎないことです。

スポーツの日に改めて考えると、この組み合わせはやっぱり面白いと思っています。

 

「勉強する子」と「スポーツする子」に分けなくてもいい

子どもの世界では、意外といろいろなものを分けて考えます。

勉強、スポーツ、遊び、学校、塾、習い事。

それぞれ時間割も場所も別です。

もちろん、分けることで集中できる良さもあります。

 

でも、子ども本人は一人です。

学校で嫌なことがあった日は、塾での集中力にも影響します。

身体を動かす元気も出ない日があります。

 

逆に、勉強ではうまくいかなかったけれど、スポーツではものすごく良い顔をしている日もある。

「今日は勉強ができなかったからダメな日」ではなく、「今日は身体を動かせた」でもいいと思うんです。

そこから少し話せた。

その次に勉強へ向かえた。

子どもの成長って、そんなに教科書通りには進まないと思っています。

 

塾をしていると、勉強以外のことがかなり見える

オールウェイズは学習塾なので、当然勉強を教えています。

 

でも何年も生徒と関わっていると、勉強だけ見ていればいいわけではないことを何度も感じます。

例えば、「この子、最近宿題してないな」というとき。

単純にサボっていることもあります(笑)

 

もちろんあります。

でも、学校で何かあったのかもしれない。

寝る時間が崩れているのかもしれない。

部活で疲れきっているのかもしれない。

そもそも今は勉強へ気持ちを向けられる状態ではないのかもしれない。

同じ「宿題をしていない」でも理由は全然違います。

そこで、「宿題してないから、もっと勉強させよう」だけで解決しないことがあります。

 

逆に、スポーツだけでも見えないものがある

これはきっと運動の現場でも同じなんだと思います。

スポーツを頑張っている。

身体を動かしている。

友達とも関わっている。

 

でも実は学校の勉強でかなり困っている。

将来の進路が不安。

学校へ行けていない。

家庭で悩みを抱えている。

スポーツをしている姿だけ見れば元気でも、それだけがその子の全部ではありません。

だから今回、スポーツ教室ACTIVE BODYの山口さんたちと一緒にNPOを作ろうとしていることにも意味があります。

私は学習の側から子どもを見てきました。

山口さんたちはスポーツの側から見てきた。

違う場所から見てきたからこそ、「これ、つなげたら面白いんじゃない?」となりました。

 

不登校の子にも「今日は何をしてみる?」という選択肢を

特にこの考え方は、不登校支援とも相性がいいと思っています。

学校へ行けない。

じゃあ勉強しよう。

それもしんどい。

 

そこで、「じゃあ今日は何もできない」にはしたくありません。

今日は30分だけ勉強できるかもしれない。

今日は勉強は難しいけれど、少し身体を動かすならできるかもしれない。

誰かと話すだけならできるかもしれない。

その場所まで来ることだけならできるかもしれない。

日によって違っていい。

少しずつ、「できる」を増やしていく。

学校へ戻ることだけを唯一のゴールにするのではなく、まずその子自身の生活や自信を立て直していく。

そういう場所を作りたいと思っています。

 

「スポーツの日」の趣旨を読んで、少し納得した

今回ブログを書くために改めてスポーツの日の趣旨を見て、面白いなと思ったことがあります。

スポーツの日は単に、「運動しましょう」という日ではないんですね。

「スポーツを楽しむ」だけでなく、他者を尊重する精神を培うという言葉が入っています。

 

これ、結構いいなと思いました。

スポーツには勝ち負けがあります。

うまい人もいれば、苦手な人もいます。

チームでやる競技もあります。

相手もいます。

ルールもあります。

そこで自分一人だけではどうにもならない経験をします。

勉強とはまた違う形で、人との関わり方を学べる部分があります。

ひろしまスポデミアでも、単に「運動させる」ことを目的にしたいわけではありません。

子どもが何かに挑戦する。

人と関わる。

失敗する。

またやる。

そういう経験そのものを作りたい。

 

勉強でもスポーツでも、「できなかった」がある

考えてみると、私が普段授業で大切にしていることと、スポーツって結構似ています。

最初はできない。

練習する。

失敗する。

少しできる。

また難しいことへ進む。

数学も同じです。

英語も同じです。

先日作った教室掲示にも、「失敗、大歓迎。」という言葉を入れました。

 

スポーツなら、シュートを外す。

ボールを落とす。

負ける。

 

勉強なら、計算を間違える。

単語を忘れる。

テストで思うような点が取れない。

失敗の形が違うだけで、そこからどうするかは似ています。

もう一回やる。

やり方を変える。

人に聞く。

練習する。

それが少しずつ「できる」に変わります。

 

私自身も、塾の外へ出てみようと思っています

オールウェイズを始めてから、ずっと学習の現場にいました。

それはこれからも続きます。

1対1指導もやります。

WAYSも作ります。

たぶん夜な夜なアップデートもします(笑)

 

でも、NPOでは少し塾の外へ出ます。

スポーツをやっている人。

学校の先生。

地域の人。

支援に関わっている人。

保護者。

いろいろな人と一緒に、子どもを支える仕組みを作っていくことになります。

正直、分からないこともかなりあります。

むしろ知らないことの方が多いと思います。

でも、それでいいかなと思っています。

オールウェイズを始めたときだって、全部分かっていたわけではありません。

やって、失敗して、直してきました。

NPOも同じように、一つずつ形にしていけばいい。

 

勉強も、スポーツも、その子の一部

今日はスポーツの日です。

勉強を頑張っている子も、今日はちょっと身体を動かしてもいい。

スポーツを頑張っている子も、もちろん勉強が不要になるわけではありません(笑)。

どちらか一つを選ぶ話ではないんです。

勉強もする。身体も動かす。人とも関わる。休む日もある。

全部ひっくるめて、その子の成長だと思います。

4日前に設立認証をいただいたひろしまスポデミアも、そんなふうに子どもを一部分だけで見ない団体にしていきたい。

スポーツの日だから、今日は少しだけそんなことを書いてみました。

まず私自身も、パソコンばかり触らず身体を動かした方がよさそうです。

最近WAYSを作りすぎなので(笑)