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保護者向け・コラム(豆知識)

定期テストは総得点だけでなく「観点別の得点率」も大事

こんにちは、完全個別指導塾オールウェイズです。

安西中では定期テストの返却が始まりテストの振り返りなどを行なっています。

 

定期テストが返ってくると、どうしてもまず気になるのは総得点です。

「今回は90点だった」「前回より10点上がった」

もちろん、それ自体はとても大事です。

 

しかし、学校の成績、つまり評定を考えるうえで、総得点だけを見ていては不十分です。

今日は、保護者の方や生徒たちにもぜひ知っておいてほしい“定期テストは総得点よりも観点別の得点率が大事”というお話を書きます。

 

学校の評価は「総得点だけ」で決まっていない

今の学校の評価は、単純に「100点中何点取ったか」だけで決まるわけではありません。

 

多くの中学校では、主に次の3つの観点で評価されています。

  • 知識・技能
  • 思考・判断・表現
  • 主体的に学習に取り組む態度

 

このうち、定期テストは特に

  • 知識・技能
  • 思考・判断・表現

の評価資料として使われることが多いです。

 

そして、

  • 提出物
  • 授業中の取り組み
  • 振り返りシート
  • ワークや小テスト
  • 発表

などが、主体的に学習に取り組む態度の評価につながっていきます。

つまり、「テストの点が高い=必ず評定が高い」ではないということです。

 

総得点が高くても、評価が伸びないことがある

たとえば、次の2人の得点を見てみましょう。

 

得点例①

  • 知識・技能:70/70
  • 思考・判断・表現:20/30
  • 総得点:90/100

 

一見、とても良い点数です。

総得点だけを見れば「かなり高い」と感じます。

 

しかし観点別に見ると、

  • 知識・技能の到達度:100%
  • 思考・判断・表現の到達度:67%

となります。

つまり、知識問題はよくできていても、考える問題・説明する問題・記述する問題ではまだ課題があるということです。

 

得点例②

  • 知識・技能:58/70
  • 思考・判断・表現:30/30
  • 総得点:88/100

こちらは総得点だけなら①より低いです。

 

ですが観点別に見ると、

  • 知識・技能の到達度:83%
  • 思考・判断・表現の到達度:100%

となります。

こちらの方が、2つの観点をバランスよく満たしているとも考えられます。

 

このように、90点の生徒より88点の生徒の方が高く評価される可能性もあるのです。

 

学校の先生は「総得点」ではなく「中身」を見ている

ここがとても大切なポイントです。

保護者の方や生徒、そして私たち塾の先生も、つい総得点に目が行きがちです。

 

でも、学校の先生は「どの観点でどれだけ取れているか」を見ています。

たとえば同じ80点でも、

  • 知識問題ばかり取れている80点
  • 思考問題や記述問題までしっかり取れている80点

では、意味が違います。

 

だからこそ、

  • 「今回何点だったか」
    だけでなく
  • 「どの観点で取れて、どの観点で落としたか」

を見ることが大切です。

 

定期テスト後に本当に見るべきところ

テストが返ってきたあとに見てほしいのは、次の3点です。

 

① 知識・技能は取れているか

漢字、英単語、計算、用語、基本事項などです。

ここは土台です。

まずここで落としすぎている場合は、暗記や反復のやり方を見直す必要があります。

 

② 思考・判断・表現で得点できているか

記述、説明、理由を書く問題、活用問題などです。

ここが弱い子は、「分かっているつもり」で止まっていることが多いです。

なぜそうなるのか、言葉で説明できるかが大事です。

 

③ 提出物・振り返り・授業態度はどうか

ここは意外と見落とされがちですが、とても重要です。

提出期限を守る、丁寧にやる、授業に取り組む、振り返る。

こうした積み重ねが評定につながります。

 

評定を上げたいなら「観点」を意識した勉強を

評定を上げたいなら、ただ「次は5点上げよう」と考えるだけでは足りません。

 

大切なのは、

  • 知識・技能を取るために何をするか
  • 思考・判断・表現を伸ばすために何をするか
  • 主体的に学習に取り組む態度をどう見せるか

を分けて考えることです。

 

たとえば、

知識・技能のために

  • 英単語を毎日覚える
  • 計算を反復する
  • 用語を正確に書けるようにする

 

思考・判断・表現のために

  • 「なぜそうなるか」を説明する練習をする
  • 記述問題を避けない
  • 答えだけでなく理由まで確認する

 

主体的に学習に取り組む態度のために

  • 提出物を期限内に出す
  • ワークをやりっぱなしにしない
  • 振り返りを丁寧に書く

このように、観点ごとに対策を分けることが必要です。

 

総得点だけで一喜一憂しないこと

もちろん総得点は大切です。

 

でも、総得点だけで

  • 良かった
  • 悪かった

を判断してしまうのはもったいないです。

 

むしろ見るべきなのは、

  • どこで取れたのか
  • どこが弱かったのか
  • 次は何を改善すればいいのか

です。

点数は結果ですが、観点別の得点率は“次の一手”を教えてくれる材料です。

 

まとめ

定期テストで本当に大事なのは、総得点だけではなく、観点別の得点率を見ることです。

  • 知識・技能
  • 思考・判断・表現
  • 主体的に学習に取り組む態度

この3つを意識していくことで、テストの見方も、勉強の仕方も変わってきます。

 

「90点だったのに思ったより評価が伸びない」

「点数はそこまで高くないのに評定が良い」

こうしたことが起こる理由も、ここにあります。

 

定期テストは、ただの点数勝負ではありません。

どんな力が身についているかを見るものです。

 

次にテストが返ってきたときは、ぜひ総得点だけでなく、中身までしっかり見てみてください。