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勉強法
【勉強法シリーズ⑤】きれいに残すより、あとで使える「コーネル式ノート」
こんにちは。完全個別指導塾オールウェイズです。
前回は、始めるハードルを下げる「5分勉強法」について書きました。
今回は5つ目。
コーネル式ノートです。
名前だけ聞くと少しかたそうですが、考え方はシンプルです。
ノートを、きれいに残すためではなく、あとで使える形にする。これが大事です。
ノートを丁寧に書いているのに、点数が伸びないことがあります
勉強を見ていると、すごく丁寧にノートを書いている子がいます。
- 色分けしてある
- 板書がきれいに写っている
- 見た目も整っている
- まとめ方も上手
こういうノートは、たしかに立派です。
でも、その一方でノートはきれいなのに、思ったより点数が伸びないということもあります。
これ、珍しいことではありません。
なぜかというと、ノートはきれいに作るだけでは勉強にならないからです。
ノートは「作品」ではなく「思い出す道具」です
ここ、かなり大事です。
ノートを書くことが目的になると、
- きれいに書くこと
- 余白をそろえること
- 色分けすること
- まとめ直すこと
に意識が向きやすくなります。
もちろん、見やすいことは悪くありません。
でも、ノートの本来の役割はそこではありません。
ノートは、
- 見返した時に思い出せる
- どこが大事か分かる
- 自分の弱いところが見える
- テスト前に使える
こういうものであってほしいんです。
つまり、ノートは作品ではなく、思考を戻すための道具なんですよね。
生徒たちには第2の脳みそと伝えたりしています。
コーネル式ノートは、ページを3つに分けます
コーネル式ノートでは、1ページを大きく3つに分けて使います。
右側
授業内容や説明、板書を書く場所
左側
重要語句、キーワード、疑問点を書く場所
下側
そのページの要点を短くまとめる場所
これだけです。
すごく特別なことをするわけではありません。
でも、この形にすると「書いて終わり」になりにくいんです。
授業中に全部完成させなくていい、というのが大事です
コーネル式ノートのいいところは、授業中に全部を完成させなくていいところです。
多くの子は、授業中に
- きれいに書かなきゃ
- ちゃんとまとめなきゃ
- 後で見やすい形にしなきゃ
と思いすぎて、聞くことより書くことが中心になってしまいます。
でも、まずは右側に授業内容をメモするだけでいい。
あとから見返した時に、
- ここが大事そう
- この言葉は覚える必要がある
- ここがまだ分かっていない
と思ったものを、左に書き出す。
最後に、そのページで何が重要だったかを下に短くまとめる。
この流れにすると、あとから考える時間が入ります。
これが記憶の整理につながります。
中学生なら、こう使えます
たとえば中学生の理科ならこんな感じです。
右側
授業内容や先生の説明を書く
例:
- 植物のつくり
- 根・茎・葉のはたらき
- 水の通り道
左側
キーワードや疑問を書く
例:
- 根毛
- 気孔
- 蒸散
- なんで葉の裏に気孔が多い?
下側
最後に短くまとめる
例:
- 植物は根から水を取り入れて、葉から水を出す
- 気孔は蒸散に関わる
これだけでも、あとで見返した時の使いやすさが全然違います。
高校生にもかなり使えます
高校生はもっと使いやすいです。
たとえば英語長文なら...
右側
本文内容や構文のメモ
左側
重要語句、文法ポイント、分からなかった表現
下側
その段落の要点や、今日のポイント
数学なら...
右側
解き方や先生の説明
左側
公式、注意点、ミスしやすいところ
下側
「今日は何が大事だったか」を一言でまとめる
こうやっておくと、テスト前に「どこを見返せばいいか」がはっきりしやすいです。
まとめノートばかり作るのは危ないこともあります
ここはかなり言いたいところです。
勉強が真面目な子ほど、「ノートをまとめ直す」のが好きなことがあります。
もちろん、整理し直すこと自体は悪くありません。
でも、
- まとめるのに時間がかかりすぎる
- 書いて満足する
- そのあと問題を解かない
- 見返さない
となると、勉強としては少し危ないです。
ノートまとめって、やった感は出やすいです。
でも、点数につながるとは限りません。
大事なのは、あとで使える形になっているかです。
見返した時に「思い出せる」ことが大事です
ノートが役立つかどうかは、書いた瞬間ではなく見返した時に分かります。
- このページを見たら何を思い出せるか
- どこが大事だったかすぐ分かるか
- 自分の弱いところが見えるか
- テスト前に使えるか
ここが大事です。
だからノートは、「きれいだったか」より「あとで役立つか」で考えたいんですよね。
ノートを作る時に意識したいこと
コーネル式ノートまできっちり形を作らなくても、まずはこれだけでも十分です。
- 授業内容を書く場所
- 大事語句や疑問を書く場所
- 最後に一言まとめる場所
この3つを意識するだけでも、かなり変わります。
全部をきれいに作ろうとしなくて大丈夫です。
ノートは、人に見せる作品ではありません。
自分があとで使えることが一番大事です。
最後に
コーネル式ノートは、特別なテクニックというより、ノートをあとで使える形にする考え方です。
- 右に授業内容
- 左にキーワードや疑問
- 下に要点まとめ
この形にすることで、ただ写すだけのノートから、思い出すためのノートに変わります。
ノートをきれいに書いているのに、思ったより伸びない。
見返してもあまり頭に入ってこない。
そういう人ほど、ノートの役割を少し見直してみてほしいです。
ノートは、きれいに残すためのものではなく、あとで自分を助けるためのものです。



