塾長のひとりごと
「教わる」だけでなく「教える」ことにも、大きな意味があります。
こんにちは。完全個別指導塾オールウェイズです。
今日、授業のあとに中3生に「中1生に、分数を含む正負の計算を教えてあげて」とお願いしました。
オールウェイズでは、こういう生徒が生徒に教える場面を大事にしています。
もちろん、基本は私が授業をします。
でも、それとは別に、生徒同士で教え合うことにも大きな意味があると思っています。
今日はその話を書いてみます。
教えることは、実はかなり勉強になります
「教える側は大変そう」と思うかもしれません。
もちろん、簡単ではありません。
でも実は、人に教えることって、自分の勉強にもかなりなります。
なぜかというと、教えるためには
- 自分が本当に分かっているか
- どこが大事なのか
- どう説明したら伝わるか
- 相手がどこで止まっているか
を考えないといけないからです。
ただ自分で解けるだけでは、教えられないこともあります。
「分かっているつもり」と「人に説明できる」は、少し違うんですよね。
だから、教える経験をすると、自分の理解があいまいなところも見えてきます。
分かっていることほど、説明するのは意外と難しいです
たとえば今日お願いしたのは、中1生への「分数を含む正負の計算」です。
できる子からすると、「これくらいならできる」と思うかもしれません。
でも、それを相手に伝わるように説明しようとすると、意外と難しいです。
- どこで符号が変わるのか
- 分数が入ると何に気をつけるのか
- どこで間違えやすいのか
- どういう順番で考えればいいのか
こういうことを、相手に合わせて言葉にする必要があります。
つまり教えることは、自分の頭の中を整理することでもあるんです。
教わる側にも、先生とは違う良さがあります
もちろん、教わる側にも良さがあります。
生徒同士だと、先生に教わる時とは少し違う空気があります。
- 年齢が近い
- つまずいた感覚が近い
- 言葉が分かりやすい
- 聞きやすい
こういうことがあります。
先生の説明が悪いという意味ではありません。
でも、生徒同士だからこそ伝わる言い方ってあるんですよね。
「自分もそこ間違えた」
「そこはこう考えたら分かりやすいよ」
みたいな言葉は、同じ学習者だからこそ出てくることがあります。
教え合うことで、塾の空気も変わります
オールウェイズでは、生徒が生徒に教えることを推奨しています。
もちろん、ずっと生徒同士に任せるわけではありません。
必要なところは私が見ますし、間違ったまま進まないようにも気をつけます。
でも、その中で「分かる子が分からない子を少し助ける」という空気があるのは、とてもいいことだと思っています。
塾って、ただ自分の勉強だけをする場所にもできます。
それももちろん大事です。
でも、自分が分かることを少し人に返せる空間になると、教室の雰囲気は少し変わります。
- 自分だけが伸びればいい、ではない
- ちょっと助け合える
- 人のために頭を使う
- 自分の理解も深まる
こういう空気がある教室は、やっぱり強いです。
「教えられる」ということは、成長の証でもあります
前は教わる側だった子が、今日は教える側に回る。
これってすごくいいことです。
それは単に問題が解けるようになった、というだけではありません。
- 理解が深くなっている
- 自分の言葉で説明できるようになっている
- 人のことも見られるようになっている
そういう成長でもあります。
勉強の力って、テストの点数だけでは測れません。
「人に教えられるようになった」というのも、すごく大きな成長だと思っています。
もちろん、教えるのが目的ではありません
ここは大事です。
「じゃあ、分かる子はずっと人に教えればいいのか」というと、そうではありません。
あくまで一つの学びの形として、生徒同士で教え合うことに意味がある、という話です。
無理にやらせるものではありませんし、ただ任せっぱなしにするものでもありません。
でも、場面によっては、先生が説明するだけではなく、生徒同士で教え合う方がいいこともあります。
そういう時間を作れるのも、個別塾の良さの一つだと思っています。
最後に
今日、授業後に中3生に中1生へ、分数を含む正負の計算を教えてもらいました。
こういう場面を見るたびに、「教えることにも、すごく意味があるな」と感じます。
教える側は、自分の理解を整理できます。
教わる側は、先生とはまた違う形で学べます。
そして教室には、少し助け合える空気が生まれます。
オールウェイズでは、これからも生徒が生徒に教え合うことも大事にしていきたいと思っています。
勉強は、一人で積み上げるものでもあります。
でも時には、人に伝えることで、もっと深く身につくこともあります。



