中学生向け
新学年、「後でやる」が増えると勉強はしんどくなります
こんにちは。完全個別指導塾オールウェイズです。
新学年が始まって、少しずつ学校の流れも見えてきました。
クラス替えの緊張も少し落ち着いてきて、授業も本格的に進み始める頃だと思います。
この時期、生徒たちを見ていて毎年思うことがあります。
それは、勉強がしんどくなる子は、急に何かができなくなるわけではないということです。
少しずつ、じわじわとしんどくなっていきます。
そしてそのきっかけとして多いのが、「後でやる」です。
今日はその話を書いてみます。
「後でやる」は、その場ではすごく便利です
- 今ちょっと疲れたから後でやろう
- ご飯食べてからやろう
- お風呂のあとにやろう
- 今日は忙しいから明日でいいか
- まだ提出日まであるし大丈夫
こういうことって、誰でもあります。
大人でもあります。
その場ではすごく自然ですし、別に悪いことをしている感じもしません。
でも、この「後でやる」が増えてくると、勉強は少しずつ苦しくなります。
後回しは、一回より“続くこと”が危ないです
一回後回しにしただけで、すぐに崩れるわけではありません。
問題は、それが続くことです。
- 宿題を後でやる
- ワークを後でやる
- 直しを後でやる
- 分からない問題を後で見る
- 提出物の確認を後でやる
こういうことが積み重なると、何が起こるか。
やることが頭の中にたまります。
すると、
- 何からやればいいか分からない
- 量が多く感じる
- 始めるのが面倒になる
- ますます後回しにする
という流れになりやすいです。
つまり後回しは、勉強内容そのものより先に、勉強を始める力を弱らせてしまうことがあります。
4月は、まだ何とかなるからこそ危ないです
この時期の後回しが怖いのは、まだ表面上は何とかなることが多いからです。
- 授業はまだそこまで難しくない
- 宿題もそこまで多くない
- テストもまだ先
- 何となく回っているように見える
だから、本人も周りも「まだ大丈夫」と思いやすいです。
でも、この“まだ大丈夫”が積もると、5月、6月で一気にしんどくなることがあります。
4月のうちは軽かったものが、あとでまとめて重くなるんですよね。
後回しが増える子は、やる気がないわけではありません
ここも大事です。
後回しが多い子を見ると、「やる気がないのかな」と思われることがあります。
でも実際には、そうとも限りません。
- 疲れている
- 何からやればいいか分からない
- 量が見えるとしんどい
- ちょっと面倒で止まってしまう
- うまくいかなかった経験が続いている
こういう理由で、手が止まることも多いです。
つまり必要なのは、「もっと気合いを入れろ」ではなく、後回ししにくい形を作ることだったりします。
後回しを減らすには、「小さくする」のが大事です
勉強が続く子って、特別すごいことをしているわけではありません。
ただ、始めるハードルを下げるのがうまいです。
たとえば、
- 宿題を全部ではなく1ページだけやる
- ワークを10分だけ進める
- 分からない問題を1問だけ見る
- 帰ったらまずプリントだけ確認する
こういう小さい動きです。
後回しが増える時って、やることが大きく見えています。
だからこそ、最初の一歩を小さくすることがかなり大事です。
「後でやる」を減らす子は、流れを決めています
勉強が安定している子は、
- 学校から帰ったらまず何をするか
- いつ宿題を見るか
- どこでワークを触るか
- 塾の宿題をいつ進めるか
こういう流れがある程度決まっています。
逆にそこが決まっていないと、その日の気分や疲れ具合で動くことになります。
そうなると、やっぱり「後でやる」が増えやすいです。
勉強って、やる気で回すより、流れで回した方が安定します。
オールウェイズでも、後回しの増え方はよく見ています
塾でも、ただ問題が解けるかどうかだけではなく、
- 宿題への取りかかり方
- ワークの進め方
- 直しのタイミング
- 分からない問題の放置具合
こういうところも見ています。
なぜなら、成績が崩れる前には、こういう小さい変化が出ることが多いからです。
勉強が苦しくなる前に、「ちょっと後回しが増えてるな」に気づけると、かなり違います。
最後に
新学年の今は、まだ大きな差がついていない時期です。
だからこそ、この時期の小さい習慣があとで効いてきます。
そのひとつが、「後でやる」をどれだけ増やさないかです。
全部を完璧にやる必要はありません。
でも、少しずつでもその日のうちに触れる。
小さくても進める。
その積み重ねが、勉強をかなりラクにしてくれます。
4月は、気合いだけで走る時期ではありません。
後回ししにくい形を作る時期です。
今のうちに、少しずつ整えていきたいですね。



