塾長のひとりごと
国語
「虹」はなぜ虫へんなのか?答えより大切にしたい“考える力”
こんにちは。完全個別指導塾オールウェイズです。
今日の国語の授業で、
何気なく出てきた漢字がありました。
「虹」
そこで、生徒がふと一言。
「なんで“虫へん”なんだろう?」
この一言で、
今日の授業は一気に“深い学び”になりました。
まずは、自分なりに考えてみる
すぐに答えを調べる前に、
生徒はこんなことを言いました。
「昔の人が虹を初めて見たとき、
たまたま近くに蝶が飛んでたから、
虫へんになったんじゃない?」
正解かどうかはさておき、
私はこの考え方がとてもいいなと思いました。
「こうなんじゃないかな?」と仮説を立てる。
これができている時点で、
もう立派な学びが始まっています。
調べてみると、意外な答えが出てきました
実際に調べてみると、
「虹」という漢字には、こんな由来がありました。
古代中国では、
虹はただの自然現象ではなく、
空を横切る、竜や大蛇のような生き物
だと考えられていました。
そこで漢字は、
-
虫
→ 昆虫だけでなく、蛇・竜・爬虫類・水辺の生き物全般を指す
-
工
→ 「貫く」「つなぐ」という意味
この二つを組み合わせて、
「空を貫く竜(蛇)」=虹
という意味で作られたそうです。
なるほど。それで蛇という漢字も虫へんが使われているんですね。
正解よりも大事なこと
ここで大切なのは、
「正しい語源を知ったこと」だけではありません。
-
なぜだろう?と疑問を持ったこと
-
自分なりに考えてみたこと
-
そのあとで調べて確かめたこと
この流れそのものが、
学びの本質だと思っています。
仮説 → 検証が自然にできている
今回のやり取りは、まさに
-
疑問を持つ
-
仮説を立てる
-
調べて確かめる
という、
とても大切な思考の流れでした。
勉強ができるようになる生徒ほど、
この「仮説→検証」を自然にやっています。
問題を見たときに、
「こうじゃないかな?」
「このやり方でいけそう」
と考え、解いて、
確かめて、修正する。
すべて同じです。
学びは、暗記だけでは終わらない
もちろん、覚えることも大切です。
でも、
「なんで?」
「どうしてこうなるの?」
こうした疑問を持てるかどうかで、
学びの深さは大きく変わります。
今回の「虹」の話も、
漢字一文字から、
文化や昔の人の考え方にまで広がりました。
オールウェイズが大切にしていること
オールウェイズでは
-
すぐ答えを教える
-
すぐ正解を出す
よりも、まず「考える時間」を大切にしています。
間違ってもいい。
的外れでも大いに結構。
「こうかな?」と考えること自体が、
学びのスタートだからです。
漢字一文字。
何気ない疑問。
でも、そこから生まれた
「なぜ?」と「考える姿勢」は、
確実に力になっていきます。
今日の授業で、
私はとてもいい学びの瞬間に立ち会いました。



