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定期テスト対策
中学生向け
【中3年生必見!】仮定法の前に“この3つ”を忘れてない?
こんにちは、完全個別指導塾オールウェイズです。
高取北中3年生の英語テスト範囲には、仮定法が含まれています。
私は、仮定法を「現実とは違うことを話す文法=現実離れした文法」として説明しています。
現実離れした内容を表すからこそ、
現在の話なのに動詞や助動詞を“過去形”にする。
ルール自体も“現実離れ”しているんです。
でもこの仮定法、いきなり新しく登場したわけではありません。
中1・中2で習った文法の復習ができていれば、実はスムーズに理解できます。
今日は、その「仮定法の土台となる3つの文法」を整理しておきましょう。
① 一般動詞の過去形(中1)
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過去形は 「ed」をつけてつくる のが基本。
例:play → played / watch → watched
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しかし、形が変わってしまう 不規則動詞 もあります。
例:go → went / have → had / come → came
仮定法では「過去形」を使うため、この不規則動詞の形を覚えていないとつまずきやすいです。
例文:If I had time, I would study.
(もし時間があれば、勉強するのにな)
このように、「今は時間がない」=現実とはちがう話なので、動詞が過去形になります。
② 助動詞(中1)
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助動詞とは、「動詞を助ける言葉」。
動詞に意味を付け加える役割があります。
👉 例:can(〜できる)、will(〜するつもり/〜だろう)
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助動詞を使うときのルールは2つ。
① 助動詞は 必ず動詞の前 に置く
② 動詞は 原形(形を変えない) にする
例:I can play tennis. / I will go to school.
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そして、助動詞にも 過去形があります。
👉 can → could(〜できた/〜できるのに)
👉 will → would(〜するだろうに)
例文:If I could fly, I would go to the moon.
(もし飛べたら、月に行くだろうに)
仮定法では、この can と will の過去形 を使うのがポイント。
現在のことを話しているのに、動詞も助動詞も過去形にする。
これこそが「仮定法=現実離れした文法」と言われる理由です。
今はこの2つだけでOK!
まずは can と will を完璧にしてください。
助動詞は他にもあるので、テスト後には、may、must、should など他の助動詞も復習していきましょう。
③ 接続詞の働き(中2)
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接続詞とは 「文と文をくっつける言葉」 のこと。
👉 if(もし〜なら)もそのひとつです。
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くっつけ方のコツ
メインの文(伝えたいこと)+おまけの文(条件)でできています。
例:もし雨が降ったら(おまけ)、家にいる(メイン)
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接続詞から文を始めるときは、本来ピリオドをつけるところを コンマに変える のがルール。
👉 If it rains, I’ll stay home.
if のはたらきは「文と文をくっつける」だけでなく、“条件をつけて文の意味を変える”ことにもあります。
仮定法ではこの if が大きなカギになります。
まとめ:仮定法は「新しい文法」じゃない!
仮定法は、これまで習ってきた
✅ 一般動詞の過去形
✅ 助動詞の過去形
✅ 接続詞 if
この3つのルールを組み合わせた文法です。
そこに、新しいルールがすこーし加わっただけ。
つまり、中1・中2の復習がそのまま仮定法対策になるんです。
最後に
この3つの文法のうち、あなたがどこを忘れているか。
まずはそこを確認して、そこからやり直しましょう。
そして、実際の授業では...
視覚的に理解できるよう、記号で整理しながら説明します。
文の構造が「見て分かる」ので、仮定法の仕組みが一気にスッキリします。
「自分の場合はどこから復習すればいいのか?」
そう思った方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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中3テスト対策は、ここからが本番です!