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勉強法

うまく"休み"を使ってみよう。

こんにちは、完全個別指導塾オールウェイズです。

 

テスト前になると、どれだけ勉強しても不安が残るものです。

「もっとやらなきゃ」「休んでる時間がもったいない」と感じる生徒も多いでしょう。

けれど、実際に点数を伸ばしている生徒ほど、“休むのが上手”なんです。

 

 

 

① 「休む=止まる」ではなく、“整える時間”

 

 

休むという行為を「止まること」と捉えてしまうと、罪悪感が生まれます。

ですが本来、休憩は“集中を作り直す時間”です。

 

脳はずっと同じことに集中し続けると、情報を整理する時間を求めます。

記憶を定着させるためには、インプットとアウトプットの切り替えが必要なのです。

 

無理に続けても、「昨日やったのに思い出せない」「頭が働かない」といった状態に陥ります。

つまり、休まず勉強し続けることは“効率の悪い努力”なんです。

 

 

 

② 東北大学の研究から見える「短時間休憩」の効果

 

 

東北大学加齢医学研究所の実験では、

25分の集中学習+5分の休憩を繰り返したグループの方が、

連続で勉強したグループよりも記憶の定着率が高いという結果が出ています。

 

脳科学的にも、“適度に休む人ほど記憶が長持ちする”ことが証明されているわけです。

 

 

 

③ 成績の良い子ほど「リズムが一定」

 

 

一見ずっと勉強しているように見えても、

実は彼らは“集中→休憩→切り替え”のリズムを徹底しています。

 

例えば、

 

  • 英語単語を20分覚えたら5分休む

  • 数学の演習2ページごとに立ち上がって伸びをする

  • 次にやる科目を声に出して宣言して切り替える

 

 

このように、休憩を「区切り」に変えているのです。

 

 

 

④ 「スマホ休憩」は休憩ではない

 

 

ついスマホを開いてSNSや動画を見るのも“休憩”に思えるかもしれませんが、

脳にとっては情報の洪水です。

せっかく休ませようとしているのに、逆に脳が刺激で満たされてしまう。

 

良い休み方とは、脳に“静かな時間”を与えること

5分間、目を閉じる・深呼吸する・音楽を聴く――

このような過ごし方が、次の集中を生み出します。

 

 

 

⑤ オールウェイズで見られる“上手な休憩”の例

 

 

当塾の生徒でも、集中力を長く保てる子ほど休憩の使い方が上手です。

 

ある中学2年生は、1時間の勉強ごとに「今日ここまでやった!」と私に報告するルールを自分で決めていました。

それだけで、自然と1時間単位で区切りをつけられ、勉強時間の密度も上がったのです。

 

また、別の生徒は「休憩中は英単語の音声をBGM代わりに流す」と話していました。

完全に止まるのではなく、“流すように復習する”ことで、リズムを崩さずに進めています。

 

 

 

塾長より

 

 

「頑張ること」よりも、「続けられること」が結果を変えます。
休む=止まるではなく、次の一歩を踏み出すための準備時間。
それを上手に取れる人が、最後まで走り切れる人です。

 

 

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