保護者向け・コラム(豆知識)
勉強法
勉強は“やる気”より“仕組み”で続く:今日からできる習慣づくり
こんにちは、完全個別指導塾オールウェイズです、
「勉強が続かない…」というのは才能や性格ではなく、やり方の問題です。
習慣は、小さく始めること+やりやすい環境+ちょっとした工夫で作れます。
今回は、習慣化する方法をお伝えします!
① まずは“ちょっとだけ”から
いきなり1時間勉強!ではなく、2分だけ・1問だけから始めましょう。
例)「英語を2行だけ音読」「数学を1問だけ解く」「机の上を1分片づける」。
人は“ハードルが低いと始めやすい”ので、まずは火をつけることが大切です。
② 「〜したら、〜する」と決める
「夕食を食べたら、英語を読む」
「家に帰ったら、机に5分座る」
このように“タイミングをセット”すると忘れにくくなります。
「きっかけがあると行動が続きやすい」というのは心理学の研究でも確かめられています。
③ 習慣と習慣をくっつける
すでにやっている習慣に“おまけ”として新しい習慣を足すと定着が速いです。
例)「歯みがきの後に単語を3分だけ」「電車に乗ったら理科の一問一答を見る」。
“合図→行動→ごほうび”の流れを作るのがコツです。
④ 「ごほうび」と組み合わせる
やるべきことと、好きなことを一緒にするのも有効です。
例)「好きな音楽は勉強を始めてから流す」「お菓子はワークを解き直した後に食べる」。
「楽しい」と「勉強」を結びつけると、自然に取りかかれるようになります。
⑤ 環境を整える
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机の上は「今日やる教材」だけにする
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ワークやタイマーを机に置いて“やる合図”にする
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スマホは別の部屋に置く
勉強が「やりにくい環境」を「やりやすい環境」に変えるだけで、行動はガラッと変わります。
⑥ 習慣が定着するまでの日数
習慣が“自動でできる”ようになるには平均で約2か月かかるといわれています。
ただし、18日でできる人もいれば、半年近くかかる人もいます。
「すぐできない=自分はダメ」ではありません。
人によって時間が違うだけ。あきらめずに続けることが大事です。
⑦ 続ける工夫
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カレンダーに「できた日」に〇をつける(見えるとやる気が出る)
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終わったら自分で「よし!」と褒める(保護者の声かけも効果大)
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体調が悪い日は“1問だけ”やって終了でもOK(ゼロにしないのがコツ)
「続いた!」という感覚を早く味わうことで、習慣は強くなります。
まとめ
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小さく始める
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タイミングを決める
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他の習慣とくっつける
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ごほうびを組み合わせる
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環境を整える
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あきらめないで続ける
勉強は「やる気がある日」を待つのではなく、やる気がなくても自然とできる仕組みを作ることが大切です。
この秋、習慣づくりで勉強を“当たり前の毎日”にしていきましょう!



