算数

小学生向け

保護者向け・コラム(豆知識)

【保護者必見】分数の丸付けは“約分チェック”から

 

こんにちは、完全個別指導塾オールウェイズです。

 

いつもお仕事や家庭のことでお忙しい中、いつもお子様の勉強を支えていただきありがとうございます。

今日は小学生のお子様を持つ保護者に向けた内容です。

もし空いた時間にお子様の丸付けをしていただく機会があれば、今日お伝えすることを少し意識していただけると嬉しいです。

 

 

 

小学生が特につまずく「分数+約分」

 

 

小学生の算数の中でも「分数」は多くのお子様が苦手に感じやすい単元です。

さらに「約分」という作業が加わることで、負担が大きくなります。

 

だからこそ 「約分までして答えを完成させる」 という習慣を、早い段階から身につけることがとても大切なのです。

 

 

 

並行して丸付けする時のポイント

 

 

お子様が問題を解き進めるのと同時に丸付けをしているときは、次の点を見てください。

 

  1. 答えを書いた直後にすぐ次へ進んでいないか?

    → すぐに進んでいるなら「約分チェック」を飛ばしている可能性大。「約分チェックした?」と声をかけてください。

  2. 約分をしてから次へ進んだか?

    → これは合格ですが、「約分後の答えがさらに約分できないか」まで確認しているかどうかも大切です。

  3. 途中で止まって考えている様子があるか?

    → これは「約分を意識している証拠」です。

    特に、鉛筆で分母と分子を交互に見ている様子があれば、それは間違いなく「しっかりチェックしている」サインです。

 

 

並行して丸付けできない場合もあると思います。

そんな時は「解き終わった後に直しを一緒に見る時間」があれば、同様にこの視点を使ってください。

丸をつけるだけでなく「どう解いたか」を一緒に振り返ることで、習慣が定着していきます。

 

 

 

 

親のサポートで習慣が変わる

 

 

「約分までちゃんと見直した?」の一言が、お子様の学び方を大きく変えます。

正しい答えを書いた時に丸をもらうのではなく、約分を意識して答えを完成させた時に丸がもらえる

そんな感覚を持てるようになると、算数の基礎力は確実に強くなります。

 

 

 

褒めることも忘れずに

 

 

そして最後に大切なのは「褒めること」です。

約分を意識してできた時には、ぜひ「ちゃんと見直せてえらいね」「そこまで確認できたのはすごいよ」と声をかけてあげてください。

 

勉強が「できた・できない」で終わるのではなく、努力や習慣を褒めてもらえることが、子どもにとっては何よりの励みになります。

 

 

 

オールウェイズから

 

 

小学生にとって「約分の習慣づけ」は算数の土台を固める大切なステップです。

並行して丸付けする時も、後から直しを見る時も、ぜひ今日のポイントを意識してみてください。

 

分数の丸付けは「約分チェックをしてから」。

そして、できた時にはしっかり褒めること

これが学びを継続させる最大のサポートになります。