勉強法

休憩はサボりじゃない!集中力を保つ科学的な方法

こんにちは、完全個別指導塾オールウェイズです。

 

「テスト前だから休憩せずに机に向かわなきゃ!」と思う人も多いですが、実はそれは効率を下げる行動です。

休憩は“サボり”ではなく、集中力を取り戻すための科学的に証明された勉強法なんです

むしろ正しく休憩を取り入れた方が、点数につながりやすいのです。

 

今日は科学的根拠に基づいた休憩についてご紹介します。

 

 研究データでわかる「休憩の効果」

 

 

1. マイクロブレイクの効果

 

 

2022年のメタ分析(22研究・被験者約2,000人)では、10分以下の短い休憩=マイクロブレイクが

 

  • 疲労を軽減

  • 活力(やる気)を回復する効果を持つことが確認されました。

 

➡ つまり「休憩なしで長時間勉強する人」と比べて、短時間の休憩を挟んだ人の方が最後まで集中力を維持できるということです。

 

 

2. ポモドーロ法の比較実験

 

 

2023年の研究では、大学生を対象に

 

  • 25分勉強+5分休憩(ポモドーロ法)

  • 自分の好きなタイミングで休憩

    を比較しました。

 

 

結果、ポモドーロ法を取り入れた方が

 

  • 気分の安定

  • 学習効率の高さが確認されました。

 

 

➡ 「自分のタイミングで休むとダラダラしやすいけど、決まったサイクルで休むと集中が続く」ということです。

 

 

3. 目の休憩(20-20-20ルール)

 

 

20分勉強したら、6m先を20秒見る「20-20-20ルール」

これを守ったグループの方が、眼精疲労の蓄積が明らかに軽減されました。

 

➡ スマホや教科書など近いものばかり見続けるより、短時間でも遠くを見た方が疲れが取れるのです。

 

 

誰でもできる「科学的な休憩法」

 

 

  • 25分+5分サイクル(ポモドーロ)

    タイマーを使って勉強と休憩をリズム化。

  • 軽いストレッチ

    立って背伸び、首や肩を回すだけで血流が良くなり、頭がスッキリ。

  • 深呼吸

    3秒吸って、6秒かけて吐く。自律神経が整って不安や焦りが落ち着く。

  • 目の休憩

    机に座ったまま、窓の外を眺めるだけでOK。

  • 水分補給

    水やお茶を少し飲む。脳は水分不足に弱く、パフォーマンス低下を招きます。

 

 

👉 どれも「机から離れずにできる」ものばかりなので、誰でもすぐ取り入れられます。

 

 

 避けたい休憩の取り方

 

 

  • スマホでSNSを開く → 5分のつもりが30分経過

  • ベッドに横になる → そのまま昼寝で勉強時間が消える

  • 甘いお菓子の食べ過ぎ → 血糖値の急上昇で眠気の原因に

 

 

まとめ

 

 

休憩は「さぼり」ではなく、科学的に集中力を保つための戦略です。

 

  • 短い休憩で疲労をリセット

  • 決まったサイクルで集中を維持

  • 目・体・心を短時間でリフレッシュ

 

 

根拠を知っていれば「休憩=悪いこと」ではないと安心して取り入れられるはずです。

だからこそ、どの人にも休憩を活用してほしいと思います。

 

👉 テスト直前こそ「気合い」より「科学的な効率」で乗り切りましょう!