勉強法
なぜ英文を「口頭で全訳」させるのか? |完全個別指導塾オールウェイズ(広島市安佐南区)
こんにちは!完全個別指導塾オールウェイズです。
今日は、私が英語の授業で大事にしていることのひとつ、
「英文を口頭で全訳させる指導」についてお話しします。
書かせないからこそ、“思考の素”が見える
普段、生徒に訳をさせるとき、
「ノートに書いてから採点」という形を取ることもできます。
でも私は、あえて“口頭でその場で全訳させる”ことを大切にしています。
なぜか?
それは、生徒が“英文をどう読もうとしているのか”という“思考のプロセス”が手に取るように分かるからです。
書いていると見えにくい“迷い”や“感覚”
ノートに訳を書いているとき、生徒は時間をかけて推敲できます。
辞書を引いて、文の順を整えて…完成形に仕上げてくれます。
でも、それはすでに“整えた後の姿”なんです。
実際の読解力とは、初見で読んだときにどこに注目し、どこでつまずき、何をどう補おうとしたか。
その“生の感覚”の方にヒントが詰まっています。
誤訳の“芽”をリアルタイムで発見・修正
口頭訳をしてもらうと、その場でこんな発見ができます。
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主語を無視して述語から訳し始めた
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“because”を見落として前後を繋げられていない
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単語の意味は知っているのに文脈で意味が取れていない
🧠 こういった“誤訳のもと”を、リアルタイムで見つけて修正できるのが最大の利点です。
生徒もその場で「なぜ間違えたか」に気づけるので、記憶にも定着しやすくなります。
間違えたってOK。“思考の癖”が伸びしろです。
口頭での全訳では、当然言いよどんだり、間違えたりもします。
でもそれこそが、今の理解度のリアルな姿。
「どこが分かっていて、どこで混乱しているのか」を生徒自身が自覚できることは、何よりの学びにつながります。
まとめ:英語を“声に出す”からこそ見えるもの
紙に書くことで見えてくる学びもあります。
でも、声に出すことで初めて見える“生の理解”も確実にある。
オールウェイズでは、この“思考の過程”に注目した英語指導を日々実践しています。
訳の正確さだけじゃない。
「訳し方」そのものを育てること。
それが、読む力にも、書く力にも、そして将来の英語力全体にもつながっていくと信じています。
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