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勉強法

【解き方を“話す”だけで点数UP!?】言語化の重要性

 

「言葉にできると、勉強はもっと伸びる!」

こんにちは、完全個別指導塾オールウェイズです。

 

 

「なんとなくわかるけど説明できない」そのような状態におちいったことはないでしょうか?

これは理解がまだ曖昧なサインなんです。

説明できるようになる=考えを整理できた証拠。

だから“言語化”は勉強を伸ばすカギになります。

そこで、今回は言語化トレーニング法を紹介します。

 

 

 

言語化トレーニング法

 

 

  1. 「なぜ?」をセットにする

     答えを出したら「なぜそうなるの?」と自分に問いかける。

     例:英語で三単現のsをつけた → 「なぜ? 主語が3人称単数だから」と言えるまで。

  2. 解き方を声に出す

     数学の問題なら、「まず方程式を立てて、次に整理して…」と手順を口に出す。

     言葉にすることで、頭の中のあいまいさがなくなります。

  3. 5歳の子に説明するつもりで話す

     難しい言葉を使わずに説明することで、本当に理解できているかがわかります。

  4. ノートに一文でまとめる

     解いた後に「この問題は〜を使うと解ける」と短く書く。復習時に“考え方”まで振り返れます。

 

 

 

 

日常の勉強から変えていこう

 

 

言語化の力は、いきなり本番で発揮できるものではありません。

普段の勉強の中で「解き方を説明すること」を習慣にしておく必要があります。

 

  • 家で音読するときに「なぜこの文法になるのか」を声に出す

  • ワークを解いたら「どんな考え方で解いたか」を一文でノートに書く

  • 自習中に「もし友達に説明するとしたらどう話すか」をイメージする

 

 

こうした積み重ねが、テスト本番での記述力や応用力に直結します。

 

 

 

実際のエピソードから

 

 

先日の授業で、中学3年生の生徒に関係代名詞を使った文を作ってもらったときのこと。

「この文は“who”を使って〜」と、途中で立ち止まりながらも自分で説明してくれました。

その説明をする中で「あ、ここの主語は人だからwhoなんだ」と本人が気づき、次の問題からはスラスラ解けるようになったのです。

 

解説を“聞くだけ”のときには見えていなかった理解の穴が、自分の口で説明することで浮き彫りになり、そこから一気に伸びました。

 

 

 

オールウェイズの実践

 

 

オールウェイズでは、「どうやって解いた?」「どこでつまずいた?」と尋ねることを大切にしています。

生徒が言葉にして説明できるようになると、理解が深まるだけでなく、

「自分でできた!」という自信ややる気にもつながります。

 

勉強は解答用紙の上で終わりではなく、言葉にして初めて完成する。

そう思いながら、日々の指導に取り入れています。