保護者向け・コラム(豆知識)
ことばを大切にしよう。
- 「うちの子、言葉遣いが気になるな」「もっと色々な言葉を使ってほしいな」と感じている保護者の方は結構いらっしゃると思います。
お子様の語彙力を育むことは、将来の学習能力やコミュニケーション能力の向上に繋がります。
今回は、ご家庭で手軽にできる、お子様の語彙力を育むためのヒントをいくつかご紹介します。
なぜ語彙力が大切なの?
語彙力が高いと、どんなメリットがあるのでしょうか?
- 思考力向上
言葉は、抽象的な概念を具体的に表すための道具です。
豊富な語彙を持つということは、より多くの概念を理解し、それらを組み合わせて新たな概念を生み出すことができるということです。
つまり豊富な言葉を知っていると、物事を深く考え、複雑な問題を解決する力が養われます。
- コミュニケーション能力向上
相手に自分の考えを的確に伝えたり、相手の言いたいことを理解したりすることが容易になります。
また、適切な言葉を選ぶことで、円滑な人間関係を築くことができます。
- 学習能力向上
本を読んだり、新しいことを学ぶときに、より深く理解できるようになります。
- 記憶力向上
語彙力が高い人は、新しい情報を記憶しやすく、長期的に記憶を保持する能力も高い傾向にあります。
上記の効果のフル活用ということです。
つまり語彙力とは学習にかかわらず様々なことにつながる非常に大切な力なんです。
ではどのように語彙力を育めば良いのでしょうか?
語彙力を育むための5つの方法
- 一緒に本を読む
小さい頃の絵本から始まり、徐々に小説や図鑑など、様々なジャンルの本を読む習慣をつけましょう。
わからない言葉が出てきたら、一緒に辞書を引いて意味を調べてみましょう。
辞書を引くことは手先の刺激にもなります。
- 言葉遊びを楽しむ
言葉遊びゲームやクイズなど、楽しみながら言葉に触れる機会を作りましょう。
簡単にできるカタカナ禁止で会話してみるとかですね。
カタカナーシというカタカナ語のお題を、カタカナ語を使わずに説明して、みんなに当ててもらうカードゲームもありますね。
ことわざや四字熟語を覚えたり、言葉の成り立ちを調べたりするのもおすすめです。
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会話の機会を増やす
日常の会話の中で、新しい言葉を使ったり、難しい言葉を使ったりする機会を作りましょう。
子供の言葉遣いを注意するだけでなく、褒めることも大切です。
食事はなるべく家族みんなで食べるのはこのような効果もあるんですね。
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多様な言葉に触れる
図書館や書店に足を運んで、様々なジャンルの本に触れさせましょう。
ニュースを観るのも良いでしょう。
そこで、弊塾ではことば調べ学習を始めています。
オリジナルワークシートを使って言葉を調べます。
効果はすぐに目に見えて分かるものではありませんが、継続することで必ず成果に繋がります。
成績に伸び悩む学生の皆様は、ことば調べから始めてみるのも良いかと思います。
全く学習習慣のない方でもご安心ください。
自主学習が定着するまでの間、やることリストの作成やプリントをお渡しするので何をやればよいか明確にしてから学習に取り組んでもらいます。
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